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撮影方法 撮影知識

露出補正を活用して写真のレベルアップ!

今回はカメラ初心者のみなさまを不安にさせる「露出補正」の四文字についてわかりやすくお話していきたいと思います。そもそも「露出」ってなんでしょう?これはレンズを通して入ってくる光を、センサーまたはフィルムに当てることを言います。つまりカメラに取り込む光の量のことで、写真の明るさのことです。「露光」とも言います。その写真の明るさをコントロールするのが「露出補正」ということです。

露出補正
露出補正
露出補正

露出補正の基本

露出は

 

◉ 光が多すぎると「明るすぎる写真」になり、露出オーバー、露出過度

 

◉ 光が少なすぎると「暗すぎる写真」になり、露出アンダー、露出不足

 

になります。

 

露出には「適正露出」という言葉があり、写真が最適な明るさで再現されることを言います。カメラ任せで撮ると最適な明るさで撮れるはずですが、撮影条件によってはこの露出が思ったような明るさに写らないことがあります。そこで露出補正をして写真の明るさをコントロールすることが必要になってきます。露出補正が必要な場面として代表的なのは

 

◉ 画面全体が白すぎるもの

 

◉ 画面全体が黒すぎるもの

 

例えば画面全体が白すぎるものは、カメラが「明るすぎるから少し暗いめに仕上げよう」と判断します。その結果写真は全体的に暗いイメージで仕上がります。

露出補正

白いものが白く写らずグレーっぽく写る

逆に画面全体が黒すぎるものはカメラが「暗すぎるから少し明るいめに仕上げよう」と判断します。その結果写真は全体的に明るいイメージで仕上がります。

露出補正

黒いものが黒く写らずグレーっぽく写る

つまりカメラ内の露出計は、白と黒の中間のグレーを出すように作られています。白いものを白く写すために、黒いものを黒く写すためには露出補正をする必要があります。

露出補正は難しくない!設定方法は?

まず露出補正が有効なモードは

 

P(プログラムオート)

A、Av(絞り優先オート)

S、Tv(シャッタースピード優先オート)

 

の3種のモードで使えます。絞り優先オート、シャッタースピード優先オートがよく分からない人はまずプログラムオートの設定から試してください。カメラに表示されているプラスとマイナスの表示があります。これが露出補正の設定です。

 

◉ 明るくしたければプラス側へ

 

◉ 暗くしたければマイナス側へ

 

これだけで露出補正はできています!!

 

詳しく説明すると、明るさの単位はEV(イーブイ)で表します。カメラによっては0.3EV(0.3段)、0.5EV(0.5段) 、0.7EV(0.7段)、1EV(1段)ステップで設定が可能です。

 

◉ プラス補正が有効な被写体

白色のもの、雪景色、光る海、逆光のときなど

露出補正

露出補正なし

露出補正

露出補正あり(プラス補正)

◉ マイナス補正が有効な被写体

黒色のもの、青空、夕焼けなど

露出補正

露出補正なし

露出補正

露出補正あり(マイナス補正)

露出補正とホワイトバランスの違い

よく間違えて認識されているのが露出補正と、ホワイトバランスです。どちらも写真の仕上がりイメージを変える上で重要な設定になります。

 

◉ 露出補正は白〜グレー〜黒を基準とした写真の明るさを調整する機能

 

◉ ホワイトバランスは赤〜青を基準とした写真の色味を調整する機能

 

ホワイトバランスは通常オートの設定でOKです。どのような光源下でも標準的な色味に仕上げてくれます。しかし自分のイメージ通りにしようと思うなら、少し青みを強くしてクールな仕上がりにしてみたり、逆に赤みを足して暖色系で温かみのある仕上がりにしたりと色味で写真の雰囲気をガラリとかえることができます。

 

ホワイトバランスについてはこちらも参考にしてください→ホワイトバランス?色温度ってなに?写真の色を調整する方法

露出補正の応用

実は適正露出には正解がありません。カメラが示す適正露出が撮影者の意図するイメージとは異なることがあります。被写体によって明るいイメージが良かったり、暗いイメージのほうがしっくりくる被写体もあります。白いものは白く、黒いものは黒く写さないといけない訳ではありません。写真表現としての適正露出は人それぞれです。

また光と影が混在するような場面では、露出補正をプラス側にするかマイナス側にするか悩む場合があります。そんな時はカメラのオートブラケット撮影という機能を使いましょう。

 

※オートブラケット撮影とは

 

シャッターを1回押すだけで、カメラが示した適正露出とオーバー側(プラス補正)、アンダー側(マイナス補正)を自動で3段階の露出で撮影してくれる機能です。1回の撮影で露出の違う3枚を撮影することができるので、撮影後にどれが自分のイメージに合うか選ぶことができます。露出を変える設定は3段階が多いと思いますが、カメラによっては5段階、7段階と細かく露出を分けて撮影することも可能です。

 

また露出補正はやりすぎると「白とび」「黒つぶれ」が起きてしまいますので注意しましょう。露出補正ができるようになると失敗写真も少なくなります。よくある例として、人物撮影で逆光時に顔が暗くなってしまうことがありますがプラス補正をすることで防ぐことができます。特に女性やお子さんを撮るときはプラス補正をして明るいイメージで撮影すると喜ばれますね。ぜひ露出補正を活用して写真表現の幅を広げてみてください。

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カメラ&レンズ レビュー

TT Artisan 35mm F1.4 レビュー【作例あり】

本日ご紹介するのは、最近話題の中国のレンズメーカーである銘匠光学(めいしょうこうがく)のレンズシリーズ、TTArtisan(ティーティーアーティザン)35mm F1.4  です。各種マウントが発売されていますが、富士フィルムマウントを使ってみたのでご紹介したいと思います。まず大声で叫びたいのがこのレンズの価格です!なんと…

 

8,910円!!(2021年7月現在)

 

です!中古品ではなく新品のお値段ですよ!しかも税込です!カメラのレンズといえば通常は数万円しますが、なんと一万円出しておつりがきます。ちゃんと写るの?カメラに装着して大丈夫?など不安だらけになる価格ですが勇気を出して使ってみました。では詳しく解説していきます。

TTArtisan 35mm F1.4

まずは銘匠光学というレンズメーカーは中国深圳の光学メーカーです。TTArtisanは銘匠光学から誕生した新しいレンズブランドのことを言います。2019年設立ということでまだ誕生したばかりのレンズメーカーです。他の中国レンズメーカーと同様、電子接点のないマニュアルフォーカスの単焦点レンズを安く作っているようです。購入する場合、日本では焦点工房が代理店となっています。カメラのキタムラやAmazonでも購入可能です。

TTArtisan 35mm F1.4 スペック

対応撮像画面サイズ:APS-Cサイズ

絞り:F1.4-F16

絞り羽根:10枚

レンズ構成:6群7枚

最短撮影距離:0.28m

フィルターサイズ:39mm

質量:約180g

長さ:約50mm

最大径:約56mm

フォーカス:マニュアルフォーカス(MF)

対応マウント:フジフィルムX、ソニーE、キヤノンEF-M、ニコンZ、マイクロフォーサーズ、ライカL(バヨネット)

色:ブラックとシルバー

TTArtisan 35mm F1.4 フジフィルムX用使ってみました!

まずは使うときの注意点から説明します。TTArtisan 35mm F1.4 のように「電子接点を持たないレンズ」というものはカメラボディの設定で「レンズなしレリーズ」の設定をオン、もしくは許可にする必要があります。電子接点を持たないレンズは現在のデジタルカメラのボディとレンズ間で情報のやりとりができません。そうすると電子接点のないレンズをカメラにつけてもレンズが付いていないとカメラが判断するためシャッターが切れません。レンズなしレリーズをオンにしておくことで、レンズが付いていなくてもシャッターが切れる、つまり電子接点のないレンズでもシャッターが切れるということです。オールドレンズを使うときにも必要な設定になりますので注意してください。

 

次にフォーカスはマニュアルフォーカスになりますので、これまでオートフォーカスでしか撮ったことがないという人はマニュアルフォーカスに不安を感じると思います。しかしミラーレスカメラには素晴らしい機能があります。

 

「フォーカスピーキング」

 

です。これはマニュアルフォーカスレンズには必須の設定です。これはピントの合っている部分の輪郭が色で表示されるのでどこにピントがあっているのかがわかりやすくなります。設定の仕方はカメラのオートフォーカスをマニュアルフォーカスに切り替え、ピーキングの設定でピーキングレベルを低〜高、ピーキングの色も赤や白など被写体に合わせて変更できます。マニュアルフォーカス初心者のかたはぜひ設定してみてください。では撮影した写真を見てみましょう。

TTArtisan 35mm F1.4

まずは開放F1.4の背景のボケ感はいかがでしょうか?とても自然でなめらかな印象です。ピントはソフトクリームに合わせてみました。ピントリング、絞りリング共にとてもスムーズな動きで、しっかりと作られている感じがします。

TTArtisan 35mm F1.4

こちらは背景に少しぐるぐるボケの感じがしますね。お花や葉っぱが背景に入ると少しザワザワする感じがします。人それぞれ好みにもよると思いますが、激安レンズなのでこの程度なら許容範囲かと思いました。絞り開放で撮るとピントは少し甘めです。

TTArtisan 35mm F1.4

玉ボケもいい感じにでます。絞り込むと少し玉ボケがカクカクしてきます。

TTArtisan 35mm F1.4

絞り開放はピントが少し甘めでしたが、F5.6辺りから絞りこむとシャープに写ります。

TTArtisan 35mm F1.4

発色、コントラスト共に自然ですね。

TTArtisan 35mm F1.4

面白い点が、このねじ込み式のレンズキャップですが、レンズに装着するとTT Artisanの文字がひっくりかえるという仕様です。大口径F1.4なのにコンパクトなボディ。APS-Cセンサーの小さいカメラと非常にバランスが良いですね。手頃な価格で大口径レンズを求めている人にオススメです。安価なレンズとは思えないほどの外装の仕上がりにはびっくりすると思います。この金属鏡筒の高級感はなんでしょう?ピントリング、絞りリングもなめらかな動きなので安心感があります。また、見た目も少しレトロなのでフジフィルムのカメラにしっくりくると思いました。安価すぎるけどしっかりと写るレンズです。お気軽に試していただけるレンズですので、ぜひ皆さんも手に入れてみてください。

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カメラ旅ログ

【撮影地情報】小豆島は撮りたいものがいっぱい!

そうめんが美味しい夏がやってきました!真っ白なそうめんにキラキラした氷とさくらんぼやみかんを浮かべて、きれいに彩りされていると写真を撮りたくなりますね。さて、そうめんといえば小豆島です。

友人が小豆島へお嫁に行ってしまったので、何度か島には遊びに行っていますが、毎回写真を撮るものがたくさんあって困るほどフォトジェニックな島なんです!この夏、どこかへお出かけを計画されているなら、カメラを持って小豆島へ写真旅行なんていかがですか?レトロな街並みやきれいな砂浜、美味しいごはんもたくさんありますよ!

小豆島

【使用カメラ】

 

私の愛用カメラ、富士フィルムX-T2と XF18-55mm F2.8-4 R LM OIS です。18-55mmは旅先のスナップには最適なズームレンズです。小型、軽量で持ち運びしやすく、旅先で疲れません。絞りはF2.8と明るいレンズなので少し暗い場所でも安心です。レンズ側に絞りリングが搭載されているので、風景撮影で絞り込みたい時や友人を撮る時は開放にしたりとF値の切り替えがとてもスムーズです。旅行のスナップ撮影時は基本的に「絞り優先モード」で「オートフォーカス」に設定し、素早くたくさん撮影ができるようにしています。キットレンズですが、とても良く写りますので1本持っておきたいレンズですね。

 

【小豆島へのアクセス】

 

小豆島は香川県になりますので高松、岡山、姫路、神戸からフェリーで行きましょう。私は毎回、神戸港からジャンボフェリーに乗り、3時間の船旅を楽しんでいます。瀬戸内海の海は穏やかで、この船旅も最高に気持ちが良いです。

小豆島

こちらはジャンボフェリーの船長「トらやん」です。バーコード頭にチョビ髭の赤ちゃんというビジュアル。ヤノベケンジさんの作品です。赤ちゃんなの?おじさんなの?

小豆島

ジャンボフェリーは50周年記念で「ニャンコフェリー」として猫のペイントを施した船が運行しています。香川といえばうどんも有名ですね。フェリー二階の売店で讃岐うどんが食べれますよ。写真はニャンコフェリーにちなんで「にゃんこうどん」です。おめめはオリーブで、ネコミミはかまぼこで再現されています。しかしこのにゃんこうどん美味しいのですが、仕上がりに無理やり感があってステキです。笑

小豆島

フェリー内は昭和レトロな内装でワクワクします。そして密かに可愛いニャンコが隠れているので船内を探してみてくださいね。

小豆島ってどんなところ?

瀬戸内海に浮かぶ島で、小豆島町と土庄町2つの町があり人口2万8千人の島です。醤油、そうめん、佃煮、ごま油、オリーブなどの生産地として有名です。映画やドラマ、CMの撮影地として多くの作品に使われています。温暖少雨な気候のため晴れている日が多く、カメラ を持って撮影旅行に行くにはうれしい気候です。小さな島ですが、観光地なので遊べる場所がたくさんあり、1日で見てまわることができないほどです。有名な撮影スポットとしてはエンジェルロードや「二十四の瞳」映画村、オリーブ公園、醤油蔵など他にもたくさんの撮影スポット満載です。

小豆島

オリーブ畑に突然現れた謎のオブジェ。こちらは「オリーブのリーゼント」という作品です。実は農作物の無人販売の屋台らしいです。顔の正面に少しくぼんだ場所があるので、そこに美味しい作物が入っているんでしょうね。側には同じようなリーゼントのカツラが無造作に置いてありました。もちろん被って写真撮りました!

小豆島

次はパワースポットがあるというので行ってみました。小瀬石鎚神社のところにある重岩というところです。小瀬石鎚神社は山登りをする人にはピンとくる場所かもしれません。愛媛の石鎚山の鎖が祀られています。鳥居を超えると大きな岩が鎮座しています。瀬戸内の海をバックに独特な鳥居を撮りました。ここまで来るには少し山登りになるので運動靴で行った方が良いですね。夏は暑くてかなり疲れますが眺めが良く、瀬戸内の島々を見渡すことができます。

小豆島

山登りでお腹をすかせたらご飯がめちゃくちゃ美味しいんです!次に紹介するのは外観もレトロでフォトジェニックな「こまめ食堂」さんです。とても人気店のようで、店内は待ち時間が発生するほど満席でした。お店の中のあちこちに昭和グッズが置いてあって撮りたいものがたくさんです。それよりもみなさんが食べているご飯がとても美味しそう!島風が吹き抜ける店内はとても居心地が良いです。

小豆島

こちらのメニューは「棚田のおにぎり定食」です。この白米のおにぎりは最高に美味しいです!お魚そのまま素揚げも可愛らしいですね。全てが手作りで優しさ溢れるごはんです。

小豆島

こちら「迷路のまち」と言われているエリアです。昭和感の残る古い街並みは、どこにカメラを向けても絵になります。入りくんだ狭い路地は、むかし瀬戸内の海賊から身を守るためだとか?諸説あるそうです。ぶらぶら歩いていると古い醤油の蔵やアートプロジェクトで使われている建物があったり、妖怪美術館があったりと新旧織り交ぜた街の風景はとても面白いです。

小豆島

まだまだご紹介したい場所はたくさんあり、小豆島の楽しさはこれだけではお伝えできていません。小豆島のホームページなどをチェックしてみてください。たくさんの撮影スポットがあります。この夏、小豆島への写真旅行おすすめですよ!!

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撮影方法 撮影知識

【カメラ初心者向け】何を撮れば良いのかわからない!を解決する

カメラを購入してみたけど何から撮ればいいかわからず、カメラを置きっぱなしにしていませんか?自粛生活の中で旅行やイベントも少なくなり、写真を撮る機会がめっきり減ってしまいました。撮るものがなく、困っている人が意外と多くいるということで、今回は何を撮れば良いかわからずに途方にくれているカメラ初心者のみなさまへ、被写体の探し方とカメラの楽しみ方をお伝えしていきます。

何撮る?

カメラを始める目的は人それぞれ

◉ 何か趣味をはじめてみたい

◉ 写真が好き

◉ カメラが好き

◉ 写真で何かを表現したい

 

いろんな目的があってカメラを購入したはずです。まずは「好きなもの」を撮ることから始めてみましょう。はじめから上手く撮ろうとする必要はありません。身の回りの友人や家族、好きな食べものなどを撮ってみましょう。日常生活の中で無理なく気軽に写真を撮ることから始めてみてください。

いいなと思った写真をマネしてみる

ネットやSNSで見かける素敵な写真を見てこんな風に撮ってみたいとか、この写真いいなと思った写真をじっくり見て、マネしてみることから始めてみましょう。同じ撮影地に行き、同じ構図で撮ってみるのも良いですね。それを続けて行くと自然と写真の撮り方がわかるようになります。例えば、

 

◉ 背景をぼかした写真ってどう設定するの?

◉ 風景を手前から奥までピントを合わせる方法は?

◉ もっと色鮮やかに表現したい

 

写真に対して、こういう風に撮りたいとかどう撮っているのか?という疑問や好奇心を持つことが大事です。それをひとつづつクリアしていくことで写真が上手く撮れるようになります。むずかしいマニュアル本を読み込まなくても、いつのまにか自分がイメージしているように撮れる技術が身についていた、というのが楽しくカメラを続けるコツです。

お家写真で身近なものを撮ってみる

コロナ禍でどこかへお出かけするのも躊躇してしまうところですが、お家の中でも探せば被写体は見つかると思います。家族の日常の風景や子供たちの豊かな表情、ごはんやスイーツをカフェのメニュー写真のように撮ってみるのも楽しいです。お部屋のお気に入りのコーナーとか趣味で集めている小物を商品撮影のように意識して撮ってみたり、日常の風景をカメラで切り取ってみてください。家の中だと生活感のあるものが写り込んでしまいオシャレ感が出ない場合があります。お家写真ではなるべく被写体にぐっと近づき、背景を大きくボカした写真で生活感のあるものが写り込まないようにしましょう。

何撮る?

お散歩カメラもオススメ

近所にカメラを持ってお散歩に出かけてみましょう。「写真を撮ろう!」と意識するだけでただのお散歩では見えてこなかった風景や、小さな出来事に気づくはずです。道端に咲いているお花や、気になるもの全てにシャッターを切ってみましょう。上手く撮るなんてことは考えずに気楽にカメラ任せのオート設定でパシャパシャとたくさん撮るだけでオッケーです。普段見慣れている風景でも写真で切り取るとまた違った世界に見えてきます。

帰ってからパソコンなど大きく表示して見返してみましょう。これ好きだなとか、以外に良い感じで撮れたなとか、好きな写真が一枚でも撮れていれば次のモチベーションへとつながり、もっと写真を撮ってみようという気持ちになります。

何撮る?

SNSに写真を投稿してみる

写真系のSNSとして代表的なインスタグラムなどを始めてみましょう。そこにお気に入りの写真を好きなように投稿してください。自分が撮った写真に「いいね!」やコメントがくると嬉しい気持ちになります。SNSで人と繋がるとそれだけでまた良い写真を投稿してみようという気持ちになります。また他の人の写真もたくさん見れるのでこんな風に撮ってみたいなとか、こんなものも被写体として面白いなという興味や世界も広がると思います。

写真をプリントして飾ってみる

良いなと思う写真が撮れたら、写真屋さんに行って大きくプリントしてみましょう。それを額装したり、お部屋に飾れるように工夫してみましょう。せっかく良い写真が撮れたのならデータのまま保存しておくのはもったいないです。部屋にお花を飾るのと一緒で、棚やテーブルの上にお気に入りの写真があるだけで気持ちがとても癒されます。また写真を撮ってみようというモチベーションが持続します。

 

こちらも参考にしてください 写真プリントされる事をおすすめします!

 

私自身もコロナで自粛生活になってから遠出をすることはなくなり、家と職場の往復になっています。休みの日にはカメラを持って近所の公園で咲いたお花を撮ったり、家では動物や友人からもらったギフトを撮ってみたりしています。どんなものでも被写体になり、撮れば撮るほど写真は楽しくなりますよ。上手く撮ろうと気負わずに、好きなようにカメラを楽しんでみましょう。その中で少しづつ写真の技術を身につけていき、自分が思うようなイメージで写真が撮れるようになればもっと楽しく、世界は広がると思います。ぜひカメラで充実した毎日を過ごしてみてください。

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カメラ&レンズ レビュー

改造レンズ使ってみました!【作例つき】

改造レンズ ってなに?というくらい何も知らない無知の状態からスタートです。改造っていうぐらいだから何かゴテゴテとレンズに装飾がされているのか?レンズのビジュアルがカスタマイズされてパワーアップしているような勝手なイメージでしたが…

改造レンズ

見ため普通でした!!これはペンタックスのズームレンズですね。smc PENTAX-M zoom 40-80mm f2.8-4 です。さて、何がどのように改造されているのでしょう?見ためは変わらないので、中のレンズに何か仕掛けがあるのでしょう。私の愛用機である富士フィルムのX-T2にはじめて改造レンズが装着されます。はじめてのことでもうドキドキです。レンズはペンタックスなので、そのままでは富士フィルムのカメラにはつけれません。ここでマウントアダプターの登場です。

改造レンズ

これはミラーレスの時代になってから重宝されている、マウントアダプターという素晴らしいレンズアクセサリーです。このマウントアダプターの登場によって、世の中のミラーレスユーザーは世界が広がりました。基本的にはメーカー違い、つまりマウント違いのレンズはカメラに取り付けることは不可能でしたが、それを可能にしたのがマウントアダプターです。昔の銘玉と呼ばれるオールドレンズもマウントアダプターのおかげで使えるようになりました。マウントアダプターを手にすると「レンズ沼」という危険な領域に入り込んでしまうそうですよ。購入時は十分にご注意ください!

 

マウントアダプターについてはこちらの記事も参考にしてください。

マウントアダプターとは?使い方とデメリットを紹介!

 

今回、この改造レンズと共にお借りしたのがK&F ConceptのマウントアダプターですPK-FXと書かれているのはペンタックスKマウントと富士フィルムXマウントを接続するという意味です。購入するときはボディ側マウント、レンズ側マウントを間違えないように注意してくださいね。K&F Conceptのマウントアダプターは作りがしっかりしていて、つけた感じも固すぎす、ゆるすぎず着脱に安心感があります。

 

さて、安心感のあるK&F Conceptのマウントアダプターの装着は良しとして、この謎だらけでどこの馬の骨だかわからない改造レンズの取り付けは不安でいっぱいです。マウントアダプターと改造レンズをつけたX-T2の見たことないビジュアルにも違和感しかありません。さらに追い打ちをかけるのがこの画角です。40-80mmという珍しい画角で、富士フィルムのカメラはAPS-Cセンサーなので35mm換算だと60−120mm。普段あまり使わない画角なだけにさらに不安感を煽ります。恐る恐る改造レンズを装着したまま近所の公園へ撮影に行きました。公園でカメラを持ってウロウロしているとお散歩おじさんによく話しかけられるので、なるべく人のいないところで撮影開始です。

改造レンズ

まずはいつもモデルをお願いしている、指立てて態度の悪いおねーさんを一枚撮影します。全体的にあまい描写ですね。

改造レンズ

次にハート型の植物を一枚。ん?ソフトフォーカス感。柔らかい感じに写りました。

改造レンズ

さらにふんわりとします。ピントはどこでしょう?

マニュアルフォーカスでの撮影なのでフォーカスピーキングを活用したいところですが、ファインダー内で大きく拡大表示してもほとんどピーキングの線は見えません。

改造レンズ

あまりにもフワフワ写るのでこちらまでフワフワしてきます。優しいモードに突入した頃に突然シャープに写った一枚。気分屋さんなのか?ワケがわかりません。

改造レンズ

つまり基本はやさし〜く写り、たまにシャキッとするレンズなのね。と思いながら写し続けると、マクロ切り替えボタンを発見!さっそくマクロONにしてみます。マウントアダプターを通しているのでピントはマニュアルフォーカスです。それまでピントリングをグルグル回していましたがマクロに切りかえると直進式ズームのようにピントリングはグルグルから前後への動きに変わります。これも謎の仕様ですね。そしてマクロに切りかえてから撮った一枚がこれです。

改造レンズ

なにやら後ろの背景がザワザワしています。これはもしかして…

改造レンズ

玉ボケがいっぱい!!

改造レンズ

これは…

 

改造バブルボケレンズ!!

 

バブルボケはシャボン玉ボケとも言われ、玉ボケ(写真内の背景にある点光源が玉状に写ること)の中でもさらに玉ボケの輪郭がはっきりしていることを言います。

 

改造レンズ
改造レンズ

改造レンズじゃなくてもバブルボケが撮れるレンズはあります。バブルボケレンズの代表はこちらです。

 

◉ Meyer-Optik Gorlitz Trioplan 100mm/f2.8

 

◉ Meyer-Optik Gorlitz Domiplan 50mm F2.8

 

◉ Super Takumar 105mm F2.8

 

◉ Fujinon 55mm F2.2

 

今回使ってみた改造バブルボケレンズですが、なかなか手強いレンズです。使いこなすにはまだまだ修行が必要のようです。このような一筋縄ではいかない個性的なレンズもおもしろいですね。改造レンズは安価で販売されているものもありますので挑戦してみてください。

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カメラ&レンズ レビュー

ボケ炸裂!レンズベビー SOL45使ってみました【作例つき】

ケンコートキナーから発売されている個性的レンズで有名なレンズベビーのシリーズから「SOL45」を試してみました。小さい!軽い!おもしろいです!レンズ が大きく傾いているように見えますね。さてこれは何でしょうか?

SOL45

まずはレンズベビーってなに?という疑問からお答えします。アメリカのレンズメーカーで独特のボケ味が特徴的です。流れるようなボケや回転するようなボケという「普通」ではない個性的なレンズ を作っているメーカーです。基本的に電子接点を持たないレンズ のためフォーカスはマニュアルフォーカスでの撮影となります。日本ではケンコートキナーが取り扱いしています。ケンコートキナーといえばチーフデモンストレーターの田原さんが有名ですね。このかたの商品説明はとてもわかりやすいので、カメラ好きな人はぜひ田原さんのYouTubeチャンネルも見てくださいね。

レンズ ベビーSOL45のスペック

焦点距離:45mm

明るさ:F3.5(F値固定)※ボケブレード使用時はF5相当

大きさ:一眼レフ用 39×φ73mm ミラーレス用 64×φ73mm

重さ:一眼レフ用 約150g ミラーレス用 約272g

フィルター径:46mm

最短撮影距離:0.34m

最大撮影距離:約0.16倍

フォーカス方式:マニュアルフォーカス

対応マウント:キヤノンEF、キヤノンRF、ニコンF、ニコンZ、ソニーE、ソニーA、フジX、ペンタックスK

SOL45

レンズベビー SOL45の使い方

さて冒頭でお伝えした、レンズ が大きく傾いている謎について。これはティルト機能というもので、レンズを傾けることで円形のピントエリアをフレーム内で自由に動かすことができるという機能です。

円形のピント位置を動かすにはセンターロックを解除する必要があります。外側の大きなリングを鍵マーク横の矢印とは反対方向に回すとセンターロックが解除されます。円形のピント位置をピントを合わせたい位置に持っていき、前側のピントリングを回してピント合わせをしてからシャッターを切ります。フォーカスはマニュアルフォーカスになりますので、普段からマニュアルフォーカスに慣れていない人はカメラの設定からフォーカスピーキングをオンにしてピント合わせをすると初心者でもピント合わせが簡単になります。

SOL45

【センターロック状態。ピント位置は真ん中】

SOL45

【センターロック解除。レンズ を傾けてピント位置を左側に合わせた状態】

SOL45

【センターロック解除。レンズ を傾けてピント位置を右側に合わせた状態】

そしてもうひとつ謎、レンズ前面に付いている「ボケブレード」の登場です。これは手動で動かすことができ、レンズの前にかぶるようにするとボケにテクスチャが加わります。線を引いたように流れるようなボケが特徴的です。特にボケ部分に点光源などがあるとテクスチャの効果は大きいようです。

SOL45.

ボケブレードありとなしの写真を撮りましたので違いを比較してみてください。

ボケブレードなしだと滑らかなボケです。

SOL45

【ボケブレードなし】

SOL45

【ボケブレードあり】

ボケブレードありだと周りに線を引いたようなボケ味が出ます。ボケブレードは手動で位置を決めることができるのでテクスチャの効果を好きなように調整することができます。ただしボケブレードを調整するとピントリングも一緒に動いてしまうのが難点ではあります。

レンズベビー SOL45に向いている被写体は?

一番のおすすめの被写体はやはりポートレートでしょうね。女性や子供さんをモデルに撮るのが良いと思います。円形のピント位置を画面内で動かすことができるので、人物の顔にピント位置を持ってきて周辺をふわっとぼかして優しい雰囲気に仕上げると良いですね。ボケの効果が大きく幻想的な雰囲気に撮れるので、一枚撮ったらこんな風に撮れますよとモデルさんに写真を見せてあげると、テンションも上がって良い表情が撮れると思います。また他の使用方法として、SNSに写真を載せたいときや隠したいものが写り込んでいるときにもこの強いボケは目隠しとして有効ですね。SNSに投稿したいのに、どうしても背景に人物が入ってしまって困る!というときにモザイクがわりとして使えますよ。風景撮影や日常のスナップでももちろん使えます。普段見慣れている風景が幻想的な風景になり味のある一枚になります。

 

レンズベビーシリーズの中には他にも似たような機能のレンズがあります。「コンポーザープロII」というレンズもティルト機能を搭載しているので、SOL45と同じようにピント位置を画面内で自由に動かすことができます。また「Velvet 」は中心部のみにピントの芯を残し、ふんわりと優しい描写になるソフトフォーカスレンズです。

 

各種レンズマウントが発売されています。写りも優しいですが、価格も優しいのでぜひ個性的なボケ効果を楽しめるレンズ「レンズ ベビー SOL45」を使ってみてくださいね。

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撮影方法 撮影知識

写真はピントが命!確実なピントの合わせ方

撮っている時には気づかない恐ろしい事実、それは「ピンボケ」です。撮影後パソコンで見るとどれもこれもピントがあまい。肝心なところにピントが来ていない。もう悲劇です。とくに大切な撮影の場面ではピンボケ写真だけは避けたいものです。少々構図がイマイチでも、ピントさえバッチリ合っていれば後でトリミングすれば良い写真になります。ちょっとピンボケな写真も雰囲気が良ければ私は好きですが、やはりピントを外さないようにきっちりとシャープな写真が撮れるようになりたいですね。

ピンボケ

ピントはどこに合わせる?

画面内のどこにピントを合わせれば良いのでしょうか?正解は「見せたいもの」です。何を撮りたいのか?被写体のどこに魅力を感じるのか?主題となるものにピントを合わせると撮影者の意図が伝わる写真になります。人物撮影なら顔や目にピントを合わせるのが一般的ですね。ピントを合わせる場所に迷ったらとりあえずピントの位置を変えて何枚も撮りましょう。そして後から見比べてみて自分の表現に適した一枚、しっくりくる一枚があるはずです。ピントの合わせ方は大きく分けて二種類の方法があります。

 

◉フォーカスロックで合わせる

 

ピントを合わせてからフレーミングを変える方法です。オートフォーカスの設定はAF-Sに設定します。ピントを合わせたい被写体を画面真ん中に置いてシャッターを半押ししてピントを合わせます。そのままシャッター半押しの状態でフォーカスがロックされたままフレーミングを変えて撮ります。ただしフォーカスロックは明るいレンズの絞り開放側で撮るときや、近距離撮影の時は角度のズレが生じるので、わずかにピントがずれてボケてしまうことがあります。

 

◉フォーカスエリアを選択する

 

フォーカスロックとは逆にフレーミングを決めてからピントを合わせる方法です。同じくオートフォーカスの設定はAF-Sに設定します。先にフレーミングを決めたら、ピントを合わせたい被写体にフォーカスエリアを十字キーで動かして合わせてください。液晶にタッチフォーカスの機能がついていれば便利ですね。三脚使用時や同じ構図で何枚も撮影するときはこの方法が便利です。

 

こちらも参考にしてください「ピントの合わせ方」

ピントが合いにくい状況もあり

ピントが合いにくい状況や、カメラのオートフォーカスが苦手な被写体もあります。

 

◉ 遠くて暗い被写体

◉ 背景の色と同色の被写体、色のコントラストが少ないもの

◉ ビルの窓のように連続する模様や繰り返しパターンのもの

◉ 檻の中の動物など、フォーカスエリア内に距離の差がある場合

ピーキングを活用して「ピントの山」を見つける

上にあげたカメラが苦手な被写体や夜の撮影ではピント合わせが難しい状況です。繊細なピント合わせをするなら設定をオートフォーカスではなく、マニュアルフォーカスに切りかえてみましょう。ピントリングを回して手動で自分の好きな位置にピントを合わせることができます。その時にカメラの設定でピーキングという機能を使うと、ピントの合っている部分が白色や赤色などの線で目に見えるので、初心者でもマニュアルでピント合わせが簡単にできます。この機能を使ってピントを合わせたい位置にピントリングを左右に動かしながら微調整しましょう。輪郭がはっきりと一番鮮明に見える部分がいわゆる「ピントの山」というものです。まずは動かない被写体でピーキングを使用してマニュアルフォーカスの練習をしてみてください。自分の意図通りにきっちりとピントの合った写真が撮れるようになれば格段に写真の腕は上がります。

手ブレや被写体ブレにも注意

ピンボケ以外にも写真をイマイチに仕上げてしまうのが手ブレと被写体ブレです。全体的にモヤっとしていて被写体がはっきりしていないのはピンボケですが、一方向に少しズレがあるものはブレです。シャッターを押す瞬間にカメラがブレてしまうことで生じる「手ブレ」と、カメラは固定していたが被写体が動いてしまい被写体だけがブレているのが「被写体ブレ」です。手ブレ、被写体ブレともにシャッタースピードを速くすることで回避できます。手ブレに関してはカメラの構え方を見直すことでも改善されます。まずは撮影後の写真を見て「ピンボケ」「手ブレ」「被写体ブレ」を見分けられるようにしましょう。

ピンボケ

スローシャッターだったので手ブレしてしまった例

ピンボケ

こちらもスローシャッターのため被写体ブレしてしまった例

最近のカメラの性能はとても優れていて、キヤノンのEOS R5はカメラボディとレンズ両方の協調制御で8段分の手ブレ補正効果があるとか。くしゃみしながらシャッター切ってもバッチリピントが合いそうなすごい性能ですね。またパナソニックは撮影した後からでもピント位置を変更できるというすごい機能を持ったカメラもあります。このようなカメラの性能に頼るのもアリですが、ピンボケやブレは後から修正もできないので、撮影時にきっちりと撮れるように練習しましょう。

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知っておくと便利な知識

カメラの故障?修理に出す前に確認すること

突然カメラの調子が悪くなったり、動作に違和感を感じるはことありませんか?

もしかして故障?となった場合、高額な修理費用がかかる上、修理中はカメラを使用することができなくなります。修理に出す前に自分で対処できる場合もありますので、カメラトラブルのよくある例をあげてみました。参考にしてみてください。

カメラが起動しない

長期間カメラを使っていなかった場合、バッテリーが自然放電によって減ってしまっている場合があります。充電器でバッテリーをフル充電してみましょう。フル充電してもすぐに電源が切れてしまう場合は、バッテリー本体の劣化が考えられます。別のバッテリーで試してみるか、充電器にも不具合がないか確認が必要です。充電中のランプが点灯するか、ケーブルの接触が悪くないか確認してください。また、バッテリーの接点に汚れがついている場合もあります。汚れがあれば乾いた布で拭き取りましょう。バッテリーを入れる向きも間違いがないか確認してください。

カメラ故障

シャッターが切れない

【ピントが合っていない】

オートフォーカスの設定ではピントが合わないとシャッターが切れない設定になっていることがあります。例えばカメラと被写体の距離が近すぎるという場合があります。レンズには最短撮影距離というものがあり、それよりも近づいてしまうとピントが合わなくなります。例えば最短撮影距離が0.25mのレンズの場合は0.25m(25cm)よりも近づきすぎるとピントが合いませんのでシャッターが切れません。最短撮影距離はレンズによって異なり、ズームレンズの場合は焦点距離によっても異なる場合があります。

また暗い場所もオートフォーカスが苦手とする場面なので、ピントが合いにくくシャッターが切れないことがあります。

 

【メモリーカードの書き込み中】

連写をした時にカメラの連続撮影枚数の上限に達してしまう場合や、メモリーカードの書き込み速度が遅い場合シャッターが切れなくなります。連写をよく使う人はメモリーカードの書き込み速度の速いものを選ぶようにしてください。

写真にゴミが写る

【レンズに汚れがついている】

レンズの前と後ろをほこりや汚れがついていないか確認し、ブロアーで吹き飛ばしましょう。その後、専用のレンズクリーナーとクロスで拭いてください。

 

【センサーにゴミが付着している】

空を撮影した時に青空の上に黒い点が写り込むことがあります。これはカメラ内部のセンサーにゴミがついている場合が多いです。一眼レフはセンサーがミラーの裏側にあるので、設定からミラーアップをしブロアーでホコリを飛ばしましょう。デジカメによってはセンサークリーニング機能がついたものもあります。それでも取れない場合はカメラ専門店やメーカーにセンサー清掃を依頼しましょう。

カメラ故障

青空は特にセンサーの汚れが目立ちます

カメラ故障

ピントが合わない

【フォーカス設定の確認】

シャッターが切れない原因としてまずは、フォーカス設定がAF(オートフォーカス)ではなくMF(マニュアルフォーカス)になっていないか設定を確認しましょう。レンズ側にAF/MFの切り替えスイッチがある場合もあります。

カメラ故障

【最短撮影距離よりも近づきすぎている】

シャッターが切れないとき同様、最短撮影距離よりも被写体に近づきすぎている場合、ピントが合いません。少し離れてシャッターを切ってみましょう。

 

【ファインダーの視度調整を設定する】

ファインダーをのぞいて撮影する人は自分の視力に合わせて視度調整をしましょう。視度調整が自分の目の視力に合っていないとピントがずれて見えます。

カメラの修理相場は?

残念ながら自分で対処してもどうにもならない場合は、メーカーやカメラ専門店に修理に出しましょう。技術料と修理箇所の部品代が請求されます。一律料金制の場合もありますが、見積もりとなることもあります。レンズなら1万円〜、ボディなら2万円〜とカメラやレンズの修理は高額になることが多いです。さらに修理受付の時には修理代とは別に配送代や受付手数料などが2千円前後かかります。場合によっては同じものを中古で購入できる金額になることもあります。修理の見積もりが高額だった場合は、中古品で購入することも検討してみてください。

カメラのトラブルをなくすためには

【衝撃を与えない】

精密機器なのでカメラやレンズ内部の各部品に衝撃が加わると故障の原因になります。落とさないこと、ぶつけないことに注意してください。落下防止のため、カメラは必ずストラップをつけて使用し、レンズは保護フィルターとレンズフードを使用するようにしましょう。

 

【レンズ交換は素早くする】

レンズ交換時にカメラ内部に砂やホコリが入ってしまうことがあります。特に風が強い日は車内やカメラバック内でレンズ交換をしましょう。無理な場合は風を背に向けたり、建物の壁などを利用して風よけができる場所でレンズ交換をしてくだい。

 

【定期的に掃除をする】

カメラやレンズは汚れやホコリがついたまま放置するとカビやクモリの原因になります。防塵防滴の性能があるカメラでも濡れたまま放置したり、外での撮影後に砂ぼこりがついたまま放置するのは危険です。

 

カメラのトラブルが起きてしまうのは使用頻度にもよりますが、定期的なお手入れをして常にきれいな状態で保管をしてください。カメラは精密機器なので大切に扱って長く使えるようにしましょう。

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知っておくと便利な知識

フィルムの種類と選び方

先日、久々にフィルムカメラを使ってからフィルム熱が新たに再燃している今日この頃。今日はフィルムカメラをこれから始める人たちに向けてフィルムの種類と選び方を解説します。最近は若い人たちの間でフィルムカメラが流行っているということで、フィルムを知らない世代にもわかるようにフィルムの仕組みもお話します。

フィルムの種類

フィルムカメラのメリットとは?

たくさん撮影できるデジカメとは違い、フィルムには24枚撮りや36枚撮りといった撮影枚数に制限があります。そのため、容易にシャッターを切ることはしないので、一枚一枚の撮影に時間がかかります。デジカメと違ってフィルムカメラは構図、露出、ピント合わせと一枚の写真を撮るまでのアプローチがたくさんあります。一枚の撮影に時間がかかることで、その時の空気感や感じたことなど、五感の感覚までも写真に記録されることがあります。思い出の情報量の多さがデジカメで撮った写真とは全く異なります。

フィルムの仕組み

フィルムは透明なベース素材に写真用乳剤を塗布したもので、写真用乳剤が光を受けることで光化学反応を起こします。この写真用乳剤の違いによってフィルムの色味や個性が変わってきます。撮影が終わるとフィルムを写真屋さんに持っていき、現像処理をしてもらうことで化学反応を起こした部分の画像がフィルムに現れます。現像されたフィルムからは写真ペーパーに焼きつけてプリントしたり、データ化してCD-Rに書き込みしたり、スマホへデータ転送をすることができるようになります。

フィルムの種類

フィルムの形状で分類すると大きく3つに分かれます。

 

◉ 35ミリフィルム

 

一般的に多く使われているフィルムが35ミリフィルムです。フィルムの両はしにはパーフォレーションと呼ばれている穴が空いていて、カメラ内部の歯車と噛み合わせることでフィルムを一枚づつ巻き上げることができます。このパーフォレーションも含めてフィルムの幅が35ミリなので35ミリフィルムと呼ばれています。日本工業規格では135ミリフィルムと分類されています。「ライカ版」や「フルサイズ」と呼ばれることもあります。24枚撮りや36枚撮りが一般的です。

フィルムの種類

◉ ブローニーフィルム

 

中判カメラに使用される約60ミリ幅の35ミリよりも大きなサイズのフィルムです。120フィルムとも呼ばれます。二眼レフやバケペンと呼ばれているペンタックス67、トイカメラのホルガなどで使用されます。いろんなフォーマットがあり、6×4.5、6×6、6×7などの画面サイズがあります。撮影枚数は6×4.5cmが16枚、6×6cmが12枚、6×7cmが10枚です。

フィルムの種類

◉ シートフィルム

 

大判カメラに使用されるフィルムです。蛇腹のついた大きなカメラで、リンホフやジナーというカメラメーカーが有名です。シートフィルムは4×5インチ(シノゴ)、5×7インチ(ゴーナナ)、8×10インチ(エイトバイテン)などがあります。

フィルムの選び方

フィルムには白黒フィルムとカラーフィルムがありますが、カラーフィルムはネガフィルムとポジフィルムの2つに分かれます。ネガフィルムは現像すると画像の明暗と色味が反転しています。つまりネガ画像(ネガティブ、陰画)で仕上がるカラーフィルムのことです。写真ペーパーにプリントする時や、データ化するときに明暗と色味が視覚と同じように仕上がります。ポジフィルムはリバーサルフィルムと呼ばれることもあり、現像するとネガフィルムとは逆に明暗、色味が反転していないのでポジ画像(ポジティブ、陽画)で仕上がるカラーフィルムのことです。現像後のフィルムは視覚と同じように仕上がります。

フィルムの種類

上が現像後のネガフィルムで下が現像後のポジフィルム

次に一般的によく使われていて、現在でも入手可能なフィルム一覧です。(2021年6月現在)

 

【35ミリカラーフィルム】

現像は写真店でスピード仕上げが可能。スマホ転送のサービスもあり、フィルムの値段も安めなので一般的な用途には最適です。

 

・FUJIFILM SUPERIA PREMIUM 400

・Kodak ColorPlus 200

・Kodak UltraMAX 400

 

【35ミリポジフィルム】

現像は日にちがかかり現像代も少しお高め。色の発色は強くコントラストも強め。露出寛容度が狭いので適正な露出で撮影する必要があります。露出の勉強をしたい人や、現像後のフィルムをそのまま鑑賞したい場合におすすめです。

 

・FUJIFILMフジクローム 135 Velvia 50 

・FUJIFILM 135 PROVIA100F 

・Kodak エクタクロームE100

 

【35ミリ白黒フィルム】

カラーフィルムのように色が付いていないので光の濃淡、白から黒の階調だけで表現するフィルムです。カラー写真にはない世界を撮影することができます。

 

・FUJIFILM 135 ACROS100 II

・ILFORD XP2スーパー400

・Kodak T-MAX100(TMX)

フィルムは失敗だらけ!注意点は?

最後にフィルム写真でのよくある失敗例をあげておきます。

 

【光カブリ】

撮り終わったあとフィルムの巻き戻しをするのを忘れてカメラの裏蓋を開けてしまうことがあります。そうなるとフィルムに不要な光が当たってしまい、光カブリといって写真が真っ赤になったりします。せっかく撮った写真をダメにしないためにもカメラの裏蓋を開ける時は慎重にしましょう。

 

【巻き上げ不良】

フィルムを入れたあと巻き上げレバーが軽く感じる時はフィルムがうまく巻けていない可能性があります。

 

【ピント不良】

レンズにはそれぞれ最短撮影距離というものがあります。手持ちのレンズが何センチまで被写体に寄れるのか確認しておきましょう。つい被写体に近づきすぎてしまうこともあり、現像後に見たらピントがぼけぼけだったということもあります。

 

現像するまでどんな風に写っているかわからないのがフィルムカメラの醍醐味でもあります。ピンボケ写真だって「味」になる時もあります。失敗も楽しみながらフィルム写真にチャレンジしてみてください。

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知っておくと便利な知識

雨の日も撮影を楽しもう!

季節前倒しの近年、やはり異常気象でしょうか?例年よりも早すぎる梅雨入りですね。雨の日は撮影できないから、お家でカメラのメンテナンスや現像をしたりする人もいると思います。しかし雨やくもりだからこそ撮れるものもあります。ジメジメして雨や曇りの天気が続くと気分も落ち込んできます。今日は天気が悪いから写真を撮りに行こう!となるような雨ならではの写真撮影の方法と雨天撮影時の注意点をお話します。

雨の日撮影

くもり空に向いている撮影

くもりの日は太陽光の反射が少ないので光が均一に当たります。光が弱いので強い影もできません。全体的に低コントラストでフラットな印象に仕上がります。特に自然を撮る場合は画面全体が落ち着き、しっとりとした色味とトーンになります。落ち着いた質感からは湿度まで感じるとることができます。

雨の日撮影

お花の撮影では赤や黄色といった色飽和しやすい色味をきれいにだすことができます。色飽和と言うのは、彩度が高くなりすぎて色の階調やディテールが損なわれ、ペンキを塗ったようにべたっとした感じになることを言います。真っ赤なバラなど、晴れて強い光が当たるとべったりと赤く立体感のない仕上がりになります。赤や黄色の花はくもりのタイミングで撮るのが良いです。ポートレート撮影では被写体の顔に影がつかないので肌のトーンも美しく表現され、優しい印象の写真に仕上がります。

 

雨の日に向いている撮影

雨上がりの水たまりをよく見てみてください。鏡のように何かが写り込んでいませんか?ぐるっと一周して角度を変えて見てみると水たまりの中の景色は変わります。自分の影を写しこんでみたりしてリフレクション撮影を楽しみましょう。雨がやまないなら水たまりや池の雨水の波紋もとても絵になります。降り注ぐ雨の軌跡を撮るのもおもしろいです。低速シャッターで背景は暗い目の色味を選ぶと雨な軌跡を撮ることができます。

公園に行けば植物があります。雨水で水滴のついたお花や葉っぱはとてもいきいきして見えますね。艶っぽい植物やお花はとてもフォトジェニックです。湿度感を出したい場合はレンズに息を吹きかけて曇らせてからシャッターを切ってください。良い感じのソフトフィルター感があってもやっとした雰囲気に仕上がります。雨の風景写真ならカラフルな傘の色を入れるのもアクセントになります。傘を使った写真といえばソール・ライターが有名ですね。参考にしてみてください。

雨の日撮影

雨の日の撮影で注意すること

オリンパスやペンタックスのように防じん防滴機能のついたカメラやレンズなら小雨程度の雨なら大丈夫ですが、防水機能ではないのでやはり水濡れには気をつけるべきです。特にレンズ交換やSDカード、バッテリーの交換時にも手が濡れていないか、水滴がついていないかなど注意して交換をしてください。撮影時の注意点として、雨から機材を守ることが第一ですが、くもっているため光量不足になります。光量が少ないということはシャッタースピードが遅くなります。手持ち撮影の場合は手ぶれに注意をしてください。ISO感度を高く設定するかISOオートで撮影をしましょう。

雨の日の撮影で使える便利グッズ

カメラ用のレインカバーがあるのをご存知でしょうか?傘をさしながら撮影するから大丈夫と思っていても、撮影に夢中になるとカメラやレンズが雨に濡れていることに気づかない場合もあります。大事なカメラを壊さないためにも雨対策は必要です。

 

レインカバーを手に入れなくても簡単に代用できるグッズもあります。超定番の便利アイテム「シャワーキャップ」です。あくまでも代用品ですのでやはり雨水の侵入には気をつけて使用してください。100円ショップでも手に入るし、ホテルのアメニティで置いてあるのを持ち帰って、カメラバックに入れておくといざと言うときに助かります。私は傘をさしてカメラにタオルをかけて持ち歩きます。カメラやレンズに水滴がついてもすぐに拭けるし、自分の手が濡れた場合も拭けるのが良いです。またカメラバッグ用のレインカバーも販売されていますので1つ持っていると突然の雨の時に役立ちます。雨の日の撮影にはレンズフードもお忘れなく。曇っているからフードはいらないかなと思っていても、レンズ表面につく水滴防止になりますので必ず持って行きましょう。

撮影後の機材のメンテナンスは必須!

撮影後はしっかりとカメラやレンズのお手入れを忘れないでください。しっかりと水分を拭き取り、ブロアーでホコリも落としてください。あとは乾燥剤を入れたドライボックスで保管しましょう。決して撮影後カメラやレンズをそのまま放置しないでください。カビやクモリの原因になってしまい、修理代が高くついてしまいます。私個人としては大好きなキノコの発生が爆発する時期でもありますので、山や公園に佇むキノコ撮影に行ったりと雨の時期は楽しみでもあります。皆さんも雨でカメラが濡れないように注意しながら、ぜひ雨の日の写真を楽しんでいただけたらと思います。

 

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撮影方法 撮影知識

【あじさいの撮り方】矢田寺であじさいを撮る

もうすぐ6月ですね。梅雨時期の代表的なお花といえば「あじさい」です。公園や道端でもきれいに咲いているのを見ることができる身近な存在のお花ですね。あじさいのことを調べていて花言葉が「うつり気」「浮気」というのを初めて知りました。花の色が時期によって変化することから付けられたそうです。

矢田寺

ネットで気になるニュースを見てしまいましたので、今回取り上げるお話は「矢田寺のあじさい園」です。実はコロナ禍でここ2年ほど、人の蜜を避けるためにあじさい園は閉園しています。ネットのニュースで矢田寺のご住職が今年もあじさい園の中止を伝えられていて、しかもあじさいの花を全て剪定しましたとお話されていました。最初はびっくりしたのですが、ご住職も苦渋の決断だそうで植木屋さんと相談した結果、あじさいの花を全て剪定することを決めたそうです。花が咲く前に剪定することで、花を咲かせる養分が枝や葉にいきわたり、より良く育ってくれるそうです。来年こそは開催され、よりきれいにあじさいが育つようにとの思いが込められているんですね。今回はコロナ禍前に行った矢田寺あじさい園の撮影地情報です。

 

【矢田寺】

 

場所:奈良県大和郡山市矢田町3549

 

アクセス:最寄りの高速道路下り口は、西名阪自動車道の「法隆寺インター」「大和まほろばスマートインター」、第二阪奈道路の「中町ランプ」です。電車で行く場合は、 近鉄郡山駅、JR大和小泉駅が最寄り駅です。近鉄郡山駅より、奈良交通バス「矢田寺」下車。

 

境内には60種1万株のあじさいが植栽されています。あじさい寺と呼ばれるほどあじさいで埋め尽くされたカラフルな境内は散策しているだけでも癒されます。中で購入できるあじさいのコンペイトウもきれいなのでお土産におすすめですよ。

矢田寺

矢田寺はお地蔵さま発祥の地。「矢田型地蔵」と呼ばれる独特のお姿です。あじさいと一緒にお地蔵さまもチェックしてみてください。

矢田寺
矢田寺

カメラマンなら誰もが目に付く「絞り」の文字。きっとあじさいの何かを表した看板なんでしょうがわかりませんでした。これを見て「F値」としか思えないかなしいカメラマンの性。

矢田寺

矢田寺のホームページにも紹介されていますが、たくさんの華やかなあじさいの花に囲まれて、ひっそりと美しく佇む花の存在を紹介しています。沙羅(しゃら)という花です。平家物語の冒頭に出てくる沙羅双樹のことです。

矢田寺

矢田寺の大門坊正面右側に双樹の名の通り二本の沙羅が植えてあります。このお花は朝に花を咲かせ、夜には咲き落ちてしまうことから、はかないもののたとえとされているようです。矢田寺に行ったらあじさいだけでなく、陰でひっそりと咲く沙羅のはかなさも写真におさめましょう。

矢田寺

あじさいの撮り方

◉お花をよく観察して、一番きれいに見える角度を探してみてください。背景になにを入れるかも重要です。あじさいの色を引き立たせるようにしましょう。プラス補正で明るい色にしたり、マイナス補正で濃い色を出したり表現を変えましょう。

 

◉あじさいは正面から撮るよりも斜めから撮ると画面全体に奥行き感を出すことができます。また小さなお花(がく)の集合体なのでマクロでおもいっきり寄ってみたり、望遠レンズで前ボケを入れてみたり、F値開放で撮るのが良いですね。

 

◉天候は晴れよりも曇りがおすすめです。晴れて日差しが強いと花や葉っぱの影が強く出てしまったり、白飛びしたりコントラストの強い写真に仕上がります。晴れている日に撮影するなら雲がかかるタイミングを待つか、日陰になっているところを狙いましょう。

矢田寺

上の写真は日陰であじさいの一部分だけこもれびが当たっているものを見つけたので、少し露出を暗くマイナス補正して撮ったものです。

矢田寺

晴れているなら青空をバックに入れるのもいいですね。あじさいよりも下から撮影するのでバリアングル液晶が付いていると撮影しやすいです。

関西のあじさい名所

関西のあじさい名所は他にもいろいろとあります。訪れるときはホームページなどをチェックしてから開園しているか確認してから行った方がいいですね。

 

◉三室戸寺【京都府宇治市】

◉丹州華觀音寺【京都府福知山市】

◉久安寺【大阪府池田市】

◉山田池公園【大阪府枚方市】

◉ 大阪府民の森ぬかた園地【大阪府東大阪市】

◉神戸市立森林植物園【兵庫県神戸市】

◉大野アルプスランド【兵庫県猪名川町】

 

池田市にある久安寺は近年のインスタ映えを意識した演出がされています。最近流行りの手水舎に花を浮かべる「花手水」があじさいで飾られています。また境内の池にはたくさんのカラフルなあじさいを水に浮かべる「あじさいうかべ」というものがあります。これは見頃をすぎて切ってしまうあじさいを、池の水に浮かべることであじさいに新たな命を吹き込むという演出です。ここのお寺はインスタ用の手持ちパネルも用意されているようで、4メートルある涅槃像とツーショットで撮ることをおすすめしてるとか。おもしろいお寺ですね。

 

コロナが1日も早く終息し、もとの生活に戻れるようになればいいですね。写真を撮る機会も減ってきていると思います。矢田寺のあじさい園も再開されれば、ぜひカメラを持ってお出かけしてみてください。

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カメラ&レンズ レビュー

コンパクトでオシャレなフィルムカメラ「FUJIFILM TIARA Ⅱ」【作例付き】

今日は富士フイルムの初代「ティアラ」の後継機として1997年に発売された「カルディアミニ・ティアラII」というフィルムカメラの使用レビューです!

ティアラII

初代ティアラといえば、鳥取砂丘で前衛的な演出写真として有名な植田正治さんが愛用していたカメラです。いつでも気軽に持ち歩き、すぐに取り出してシャッターを切ることができるので「印籠カメラ」と呼ばれていたそうです。鳥取の植田正治美術館には愛用されていた初代ティアラが展示されています。

 

今回ご紹介するティアラIIは、28mm単焦点レンズですので風景から人物、スナップ撮影まで幅広く撮影できるカメラです。コンパクトボディでポケットに入るサイズ感はとても持ち運びしやすいカメラですね。高級カメラではないのにアルミ外装とシンプルなデザインが高級感を感じさせます。ティアラという名前だけあって女子ウケを狙ったのでしょうか。丸みのあるフォルムで上品なカメラという印象です。オートフォーカスで自動巻き上げ、フィルムの装填もとても簡単にできますので、初心者の人でも扱いやすいカメラとなっています。

 

【ティアラIIの仕様】

 

レンズ:スーパーEBCフジノンレンズ28mm  4群4枚

開放絞り値:F3.5

シャッタースピード:1/2〜1/800秒

ISO感度:50〜1600(DXコード対応)

最短撮影距離:0.35m〜∞

セルフタイマー:あり

電源:CR2×1個

サイズ:99.8mm×60mm×31.5mm

重量:155グラム

 

初代ティアラの発売後、1996年に「カルディアミニ・ティアラズーム」という28mm〜56mmのズームレンズを搭載したモデルも発売されています。 ティアラ同様コンパクト設計でアルミ外装の小型軽量機です。

 

フジフィルムといえば「KLASSE」や「NATURA CLASSICA」がとても人気ですが、中古相場は高く7万円ぐらいします。こちらのティアラIIなら2円前後と購入しやすい金額ですね。中古品で購入時の注意点としては、アルミ外装なのでボディにヘコミがないか良くみてください。また、ボディのレンズカバーをスライドさせて電源を入れる仕様ですので、ちゃんとレンズが出てくるか動作確認をしましょう。

ティアラII

レンズはSUPER EBC FUJINON 28mmレンズです。EBCは(Electron Beam Coating)の略で、1971年以降から採用されている技術で、電子ビームコーティングする多層膜蒸着技術の開発により11層のコーティングがされているそうです。なんだか難しくて良くわかりませんが、とにかく色再現性の高いもののようで「EBCレンズは写りが良い」ということです。現在の富士フイルムのレンズにもSUPER EBCという表記があります。

初代TIARAとTIARA Ⅱのちがい

初代のTIARA は1994年12月に発売され、2年3ヶ月後にTIARA Ⅱが発売されています。大きな仕様の違いはありませんが、地味に改良されている点があります。

 

◉ストラップ取り付け位置の違い。初代はボディ底部の三脚穴にねじ込むタイプ。II型はストラップ取り付け金具がボディ側面についていますので、ネックストラップも取り付けしやすくなっています。

 

◉電池蓋の改良。初代は電池蓋が固定されていないので紛失しやすいという点がありましたが、II型の電池蓋は一部固定されているので紛失することはありません。

ティアラII

◉液晶パネルの品質の違い。初代ティアラは液晶パネルの不具合が多い個体が多いそうです。II型は改良されているようですね。中古で初代ティアラを購入するときは注意してください。

ティアラII

◉生産国の違い。初代はメイド・イン・ジャパンですがII型はインドネシア製です。

FUJIFILM TIARA Ⅱ フィルムの入れ方

フィルム装填の仕方はとてもかんたんです。裏蓋をあけたらフィルムの先端を写真のように長めに出して上から差し込み、蓋をしめるだけです。その後自動で巻き上げが始まります。このカメラはドロップインローディング(DIL)方式と言って、一度カメラ内にフィルムを全て巻き上げて、一枚撮影ごとにフィルムパトローネ(フィルムケース)内に戻っていくというフジ開発の方式です。この方式のメリットは間違えて撮影中にカメラの裏蓋を開けてしまっても、撮影済みフィルムはパトローネ内にあるのでフィルムが感光されてしまうという事故が防げるようになっています。撮影者の立場になってカメラを開発する富士フィルムらしい機構ですね。

ティアラII

FUJIFILM TIARA Ⅱの写り

ティアラII
ティアラII

周辺光量落ちがとても良い味をだしていると思います。

ティアラII
ティアラII

フラッシュ撮影も可能。

ティアラII

最短撮影0.35メートルまで近づけます。猫ちゃんとも適度な距離感。

ティアラII

いかがでしょうか。全体的にシャープな写りでコントラストもしっかりしていますね。

使ってみた感想は、コンパクトでポケットに入るサイズなので気になった時にすぐに写せるということ、街中でもさっと取り出せて周囲に気づかれることなくスナップ撮影ができるという点が良かったです。常に持ち歩きたいカメラですね!