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もうすぐ2月も終わり、春らんまんの3月がやってきます。寒かった冬から春にかけて、三寒四温を繰り返しながら春に向かうこの時期はいつもウキウキしてきます。   昨年の3月の撮影情報ですが、少し暖かく感じられる春の日に花粉症と戦いながら、京都府立植物園へカメラ仲間4人でお出かけしてきました。 XF18-55mmF2.8-4 R LM OIS  F5.6 1/800 【 京都府立植物園 】   住所:京都市左京区下鴨半木町 アクセス:JR「京都駅」、近鉄「京都駅」、阪急「烏丸駅」から 京都市営地下鉄「北山駅」下車。または「北大路駅」から徒歩約10分 京阪「出町柳駅」からバス停「植物園前」下車徒歩約5分 開園時間:午前9時から午後5時まで(入園は午後4時まで) 入園料:200円   カメラ:富士フィルム X-T2 レンズ:XF18-55mmF2.8-4 R LM OIS   まずはこの公園の広さにびっくりです。園内のガイドマップを見ながらゆっくり時間をかけて周るのが良いですね。つばき園やバラ園、桜林、はす池、花菖蒲園、もみじと四季折々の風景や、お花を楽しむことができますので一年中いつ行っても楽しめます。温室もあり、中に入ると見たこともない謎の植物がたくさんあり、刺激的でおもしろいです。   写真撮影での三脚使用は大丈夫のようです。立ち入り禁止エリアに入らないことや植物を傷めないようにマナーを守って利用可ですが、その都度事前に確認した方が安心ですね。 XF18-55mmF2.8-4 R LM OIS   F5.6  1/100 ミモザがもっこもこに咲いていました。私はお花の写真を撮るのが下手でセンスの欠片もないのですが、この写真はなんとなくお気に入りです。 いかがでしょう?このクリスマスローズを図鑑の写真のように撮ってしまうセンス。とりあえず黄金分割で配置してそれなりの写真に見せようとしています。一緒に行った友人たちはみなさんセンスも良いし、構図も自由で豊かです。友人たちの良い作品を見ると写欲が湧き上がってこんなふうに撮ってみたい!と憧れるのですが、いつも仕上がりは図鑑写真です(笑)   お花の写真といえば秋山庄太郎さんが有名ですね。この方は被写体の美を最大限に引き出すことができるんですね。「美しい花をより美しく撮る」ということです。もう一人私の中では山口進さんもお花の写真家として認識しているのですが、あのジャポニカ学習帳の表紙の写真を撮り続けている写真家です。外国の見たことないお花の写真を「ありのままの姿で撮る」というスタイルに子供の頃、好奇心をくすぐられたものです。   お花の写真はカメラ初心者の人にとっては良い練習になると思います。風がなければ動かないので、ゆっくりと露出と構図を試しながら撮ることができますね。 XF18-55mmF2.8-4 R LM OIS  F4 1/250 これは「ボケの花」だそうです。ということで望遠側で撮って背景をボケボケにしてみました。ボケ感が良い感じに出ました。 XF18-55mmF2.8-4 R LM OIS  F4 1/160 公園にいるネコは良いモデルさんです。人懐っこい子が多いので警戒することなく撮らせてくれますね。 XF18-55mmF2.8-4 R LM OIS  F5.6 1/200 こちらは雪割草(ユキワリソウ)というお花です。春の到来を知らせてくれる山野草だそうです。むらさきで小さくて可愛いです。試行錯誤しますがやはり図鑑写真のような仕上がりです。マクロレンズを使って接写で撮れば良いかもしれませんね。   XF18-55mmF2.8-4 R LM OIS  F2.8 1/500 ミモザのお花のしたでミモザ色のマフィンをいただきました。友人の手作りでとても美味しくて癒されました。テーブルとイスがありますのでここでお茶するのもおすすめですよ。 XF18-55mmF2.8-4 R LM OIS  F4 1/250 京都府立植物園のおすすめスポット「きのこ文庫」です。「未来くん広場」というかわいい場所にあります。きのこの扉を開けると本がたくさん入っていてベンチに座ってゆっくりと本を読むことができます。ノスタルジックでメルヘンな風景は撮影スポットとしておもしろいと思います。京都府立植物園に来たらここは立ち寄って欲しい場所です。 XF18-55mmF2.8-4 R LM OIS  F2.8 1/90 きのこ文庫の扉の中には「キノコの世界」が!!伊沢正名さんのキノコ写真はとても大好きです。写真だけでなく本の内容もおもしろかったです。   京都府立植物園のホームページ上で見頃の植物やお花の情報を見ることができますので暖かい日にお弁当やおやつを持ってのんびりと撮影に行ってみてはいかがでしょうか?公園内は被写体の宝庫です。広角、標準、望遠、マクロと全て持って行きましょう!平日だと人も少ないのでゆっくり撮影することができるのでおすすめです!  

  マウントアダプターってなに?   言葉は聞いたことあるけど、使ったことのない人にとっては謎のアイテムですよね。簡単にいうと、「カメラボディとレンズの間に装着して使うもの」です。   今回はカメラ初心者の方へ写真撮影の可能性を広げるアイテム、マウントアダプターについてご紹介します! K&F Concept KF-42E.P マウントアダプター (レンズ側:M42 ボディ側:ソニーE) マウントとは? まずはマウントという言葉から説明します。カメラボディとレンズを連結するための部分のことを「マウント」と言います。このマウントについてはカメラメーカーごとに仕様が違います。また同じメーカーであってもフォーマットの違いでマウントが異なることがあります。このマウントが同じものでないとカメラにレンズを取り付けることができません。 富士フィルムのXマウントのカメラ 富士フイルムXマウントのレンズ 例えば、キヤノンのミラーレスカメラEOS KISS M(EF-Mマウント)にキヤノンEF-S60mm F2.8 マクロ USM(EF-Sマウント)は装着できません。同じメーカーでもマウントが違うと使用できません。EOS KISS Mのカメラに装着できるレンズはEF-Mマウントのレンズのみになります。でもEOS KISS MにEF-S60mm F2.8 マクロ USMをつけて使ってみたいという願望を実現することができるのがマウントアダプターです。   キヤノン マウントアダプター EF-EOSM(レンズ側:キヤノンEF ボディ側:キヤノンEF-M)   このマウントアダプターをカメラボディとレンズの間に装着することで、マウント違いのレンズでも使用することができます。 各メーカーのマウント名称とマウント名の由来 各メーカーのマウント名称を一覧でまとめてみました。手持ちのカメラのマウントは何か把握しておきましょう。レンズを購入するときに互換性があるかどうか判断ができるようになります。またマウント名の名前の由来も興味深いので調べてみました。 マウントアダプターの使い方 マウントアダプターを使う用途としては   ・マウント違いのレンズが使える。 ・違うメーカーのレンズが使える ・手持ちのレンズ資産を有効活用することができる ・昔の銘玉と呼ばれるオールドレンズが使える。   まずは手持ちのカメラのマウントと使いたいレンズのマウントを把握しておきましょう。マウントアダプターを購入するときは商品名をよく見て対応するものか確認してください。マウントアダプターを販売しているメーカーはたくさんあります。まずは購入したいマウントアダプターを選んだらお店で展示機があれば試していただくことをおすすめします。試すことができなければネットで使用した人の口コミやレビューを参考にすると良いですね。   またマウントアダプターは安価な商品も多数出回っていて、中には粗悪品もあります。購入には当たりハズレがあるということを覚悟の上で購入してください。中にはガタが大きくて実際に使用できないものや、平行ではなく片ボケを起こすもの、ボディに装着できない、レンズが装着できないといった酷いものもあります。   マウントアダプターを装着すると基本的にオートフォーカスは効きません。しかし電子接点付きのマウントアダプターであればオートフォーカスが使えるようになります。値段は2〜3万円と価格は高くなります。 TECHART LM-EA7 電子マウントアダプター (レンズ側:ライカM ボディ側:ソニーE) マウントアダプターのデメリット 便利なマウントアダプターですがデメリットがあることを知っておいてください。マウントアダプターのデメリットはカメラ、レンズとも完全動作はしないということです。カメラメーカー非公認のものがほとんどなので自己責任で購入、使用するということになります。   ・オートフォーカスが効かない ・画質が低下する ・絞り値の制御ができない ・Exif情報が記録されない (※Exif情報 写真の撮影日時、機種、絞り、F値などの撮影情報)   電子接点付きのマウントアダプターならオートフォーカスは効きますが、本来のフォーカスの速さは出ません。注意点を一つあげるとすれば、バックフォーカスの短いレンズにはマウントアダプターは使用できません。広角レンズなどに多くみられるレンズマウント面から後玉が飛び出しているタイプのレンズは、マウントアダプターに装着するとレンズを破損してしまう可能性があるので注意してください。   マウントアダプターはメリット、デメリットを理解した上で購入を検討してみてください。使用することでレンズ選択の幅がぐんと広がり、表現方法も無限に広がります。憧れのライカレンズに挑戦したり、オールドレンズの銘玉を使って個性的な味わいを作品に取り入れてみたりと可能性は広がりますよ!

大切なカメラ、撮り終わったあとそのまま放置していませんか?カメラは定期的にメンテナンス、清掃をしていただく必要があります。カメラやレンズはメンテナンス、清掃を怠るとレンズにカビが発生してしまったり、カメラ内のセンサーにゴミがついて写真に写り込んでしまったりとトラブルが起きてしまいます。そうならないためにも日々のお手入れが必要です。   今回は大切なカメラやレンズのメンテナンス、清掃方法を詳しく解説していきます。 カメラのメンテナンス、清掃に必要なもの まずはカメラ屋さんに行って必要なものを買い揃えましょう。 ・ブロアー ・ブラシ ・クリーニングリキッド ・レンズクリーニングペーパー ・クロス ・綿棒 メンテナンスキットなら必要なもの全てが揃って1,000円ぐらいで購入できると思います。 カメラのメンテナンス、清掃方法 まずはカメラボディ全体をブロアーを使いホコリを吹き飛ばします。その後ダイアルやボタン周りの細かい部分はブラシでホコリを払います。 カードスロットやバッテリー室の裏蓋もブラシを使ってきれいにします。ここで大まかなホコリは取り除いてください。   次にファインダー周りは女性の場合、化粧品などが付いていたりとても汚れている部分です。アイピースを取り外し、ファインダーをクリーニングリキッドを染み込ませたクリーニングペーパーで拭いてください。液晶画面はペーパーで乾拭きしましょう。汚れがひどい場合は少量のクリーニングリキッドを染み込ませて拭いても大丈夫です。 ソニーのミラーレスαやコンパクトデジカメRXの初期モデルは液晶画面のコーティングが剥がれやすいのでクリーナーを使うのは避けましょう。 カメラボディ内のセンサーの部分は絶対に拭いてはいけません。ブロアーでホコリを吹き飛ばす程度にしておきましょう。ブロアーの先がマウント部分より中に入らないように注意してください。 センサーを傷つけてしまうと修理代がとても高いので、写真に写りこむようなホコリが付いてしまう場合はカメラ専門店にセンサークリーニングを依頼してください。 カメラのセンサーにゴミがつくとこのように写り込みます 最後にクロスでカメラボディ全体を拭きあげてください。細かい部分は綿棒を使ってきれいにしましょう。   レンズのメンテナンス、清掃方法 ボディの清掃の時と同様に、まずはブロアーでレンズ全体のホコリを吹き飛ばします。レンズのガラス表面はここでしっかりとホコリを吹き飛ばしておいてください。ガラス表面にホコリがついたままクリーニングペーパーで拭くとレンズ表面にキズがついてしまう可能性がありますので注意が必要です。ブラシで全体のホコリを取りますが、ブラシでレンズ表面は触れないように注意しましょう。レンズの表面はクリーニングリキッドをクリーニングペーパーに少量つけてレンズ中央から外側へ向けて回して拭きあげます。 拭きムラが残る場合はクリーニングペーパーを新しいものに替えて何度か拭いてください。この拭きムラは取るのがむずかしいのですがハクバのレンズペンを使えば簡単にきれいになります。 マウント部分や電子接点は綿棒で乾拭きしてください。レンズフードやレンズのフロント、リアキャップもホコリが付いているのでブロアーでホコリを飛ばしクロスできれいに拭きましょう。最後にクロスで外装を拭いて仕上げます。 カメラ、レンズの保管方法 きれいにメンテナンス、清掃が完了したら防湿庫、またはドライボックスへ収納して保管してください。防湿庫なら湿度管理がしっかりできるので安心です。購入する場合は機材が増えても対応できるようにワンサイズ大きめの容量のものを買いましょう。   機材が少ない人はドライボックスがおすすめです。防湿庫と比べて安価で購入できます。中にカメラ用の乾燥剤と湿度計を入れておけば定期的にチェックして乾燥剤を取り替えるだけで大丈夫です。   カメラバックに入れて押入れや物置に保管するのはとても危険です。湿気はカメラやレンズにとっては最大の敵です。ホコリが付いたまま湿度の高い場所や風通しの悪いところに長期保管するとカビが発生したり、レンズが曇ったりして写真に影響が出てきます。修理となれば数万円の費用も必要となってきますので、必ず防湿庫かドライボックスに入れて保管しましょう。 メンテナンス、清掃をサボると恐いことに 私の体験談をお話します。 自分で稼いだお金で生まれて初めて手に入れた一眼レフカメラ、ペンタックスのMZ-5というフィルム一眼レフカメラでした。レンズはSMC PENTAX FA 28-70mm F4 ALというキットレンズです。カメラ初心者でしたので撮り終わったら掃除をすることなんて知らず、そのままカメラバックに入れて部屋で保管していました。 ある日レンズの中に大きなゴミのようなものが見え、近所のカメラ屋さんに持って行って見てもらうとカビが生えていると言われました。写真の撮影には影響はないだろうということだったので、そのまま気にせず使い数年後久しぶりに取り出してみると カビが悪化していました!! カビなんだかクモリなんだかよくわからないレベルにまで達してます。ここまでひどいと写りにも影響してくるレベルですね。カビとクモリのせいで解像度が低下し、ぼんやりした写りになります。またまたカメラ屋さんに持って行くと修理するより買ったほうが安いと言われました。初めて購入したカメラなだけに大事にしていたつもりでしたがこのような残念な結果に。   この経験があり、その後は定期的にカメラとレンズを清掃し、ドライボックスで保管するようになりました。その後はこのようなトラブルに合うことなくカメラとレンズは長く使えています。   大切なカメラとレンズを安心して長く使っていただくためにも定期的なメンテナンスと清掃は必ずしてくださいね。 自分でメンテナンスをするのは自信がないという場合や汚れがひどい場合はカメラ専門店やメーカーにメンテナンスの依頼をしましょう。

広角レンズは広い範囲を写すことができるレンズです。一般的には35ミリ以下の焦点距離の短いレンズのことを広角レンズと呼びます。画角が広いので広範囲を写すことができ、旅行先で出会ったダイナミックな自然の風景を広大に写したり、建築物の全体像を撮りたい場合など広い景色を写したいときに活躍してくれるレンズです。 広角レンズは風景を大きく切り取るためのもの、というイメージが強いかと思いますが、他にもいろんな表現ができるレンズです。広角レンズの使い方と特徴を知って表現の幅を広げましょう。 広角レンズにも単焦点レンズとズームレンズがあります。   【 代表的な広角レンズ 】 ・AF-S NIKKOR 14-24mm f/2.8G ED(ニコンフルサイズ用) ・EF16-35mm F2.8L III USM(キヤノンフルサイズ用) ・24mm F3.5 DG DN(シグマフルサイズ用) ・XF14mm F2.8 R(フジフィルムAPS-C用) ・E 10-18mm F4 OSS SEL1018(ソニーAPS-C用) ・AF 10-24mm F/3.5-4.5 Di II VC HLD Model B023(タムロンAPS-C用) ・M.ZUIKO DIGITAL ED 9-18mm F4.0-5.6(オリンパスマイクロフォーサーズ用) 広角レンズの使い方1:広い範囲を撮る 旅先で出会った広大な風景、山や海など目に見えているものをなるべく多く入れたいときに広角レンズの出番です。広さをダイナミックに表現できます。また狭い部屋の中で室内全体を写したい時や、後ろに下がれない状況などでも広角レンズは役立ちます。 このように広くダイナミックな風景を切り取ることができます。広角レンズの代表的な使い方です。広い範囲を写すことができるので、不要なものが写りこむこともあります。そのため、初心者の方には構図を取るのが難しいと思われる方も多いと思います。 標準50mmで撮影 広角16mmで撮影 上の写真のように銅像を同じ大きさぐらいになるように撮り、標準50mmで撮ったものと広角16mmで撮ったものでは写りこむ範囲に違いがあります。広角レンズは周りの環境の情報がたくさん入り込みます。不要なものがあっても写り込んでしまいます。そのため広角レンズは構図が難しいと言われています。   しかし広角レンズの良い所は被写体にぐっと近寄れることです。撮りたいものに出来るだけ近づいてしまえば不要なものは画面から消えてくれます。広角レンズで構図に迷ったらこの方法も実践してみてください。 広角16mmで撮影。被写体に15cmまで近づいて撮影。 広角レンズには最短撮影距離というものがあり、そのレンズによって最短撮影距離には違いがあります。手持ちのレンズが何センチまで被写体に寄ることができるか知っておくと、できる限り被写体に近づいて大きく写すことができます。 広角レンズは最短撮影距離が15センチ〜など短いものが多いので被写体にぐんと近づき、背景も入れて撮ることで遠近感が出て印象的な写真に仕上がります。   また、構図を決めるときに必ず必要なことが画面の水平を取ることです。広角レンズは特に画面の傾きが目立ちやすいので注意しましょう。良い景色に出会って、良い露出で撮れたとしても、画面が不安定に傾いているだけでイマイチな写真になってしまいます。地平線や海の水平線などは特に傾かないように配置しましょう。ファインダーや液晶画面に水平ラインやグリッドを表示させて撮ると良いですね。   このように広角レンズは構図の作り方がシビアになりますので、意識して作る必要があります。 広角レンズの使い方2:ピントの合う範囲が広い ピントが合ったように見える範囲のことを被写界深度と言います。広角レンズはこの被写界深度が深いので手前から奥までピントの合ったパンフォーカスの写真が撮れます。パンフォーカスは主に風景写真やスナップ撮影で使われている手法です。 広角18mmで撮影 逆に言うと広角レンズはボケにくいという特徴があります。 人間の目は一点を見つめるとその前後はピントがボケて見えます。広角レンズは人間の目では実現できないパンフォーカスの世界を表現することができます。日本人はボケ表現の方を好む傾向にあるようですが、写真家の土門拳に代表されるリアリズム写真のように、主とした被写体とその周りの環境も含めて全てをくっきり写し込むという表現も広角レンズなら可能です。 広角レンズの使い方3:遠近感を強調する 広角レンズは手前のものは大きく写り、距離が離れるほど小さく写るという特徴があります。そのため手前の被写体と背景との距離感が強調されるので奥行きが感じられ、遠近感(パースペクティブ)のある写真に仕上がります。   また広角レンズは画面周辺部に「歪み」が強く出ます。特に人物撮影などでは注意が必要です。レンズの端に写るものほど大きく歪みが出てしまいますので、人物の頭や顔が歪んだり大きく写ってしまい不自然な写真になります。この歪みのクセを効果的に使う方法もあります。うまく使えば、腕や足を長く写す効果を出すこともできます。   逆に歪みを抑えた広角レンズもあります。歪曲収差を抑えたものやゼロディストーションと呼ばれるレンズです。歪みが抑えられているので主に建物や建築物を撮る場合には有効なレンズです。広角だけではなく標準、望遠、マクロといろんな種類のレンズがありますが、それぞれに使い方と特徴があります。レンズの特徴を活かした撮影ができるようになれば写真の腕はぐんと上がりワンランク上の写真が撮れるようになりますよ。   広角レンズは景色を広く撮るためのものというだけではなく、パンフォーカスや遠近感、歪みといった表現ができることを意識して使ってみてください。

本日のスペシャルゲストは「リコーオートハーフSE」です!!   かっこいいビジュアルです!こんなオシャレなカメラ見たことありません。このカメラとの出会いは5年前ぐらいでしょうか。職場の人からもらったもので、一目惚れしたカメラです! リコーオートハーフのシリーズは過去にたくさんのモデルが発売されていて、どのモデルもステキなビジュアルをしています。   今回はリコーオートハーフSEの使い方を詳しく解説します。   リコーオートハーフSEの仕様 発売年月:1967年9月形式:35mmフィルム ハーフサイズカメラレンズ:リコー25mm F2.8 3群4枚構成フォーカス:2.5m 固定焦点シャッター: 1/125(AE時) 1/30(フラッシュ時)露出計:セレンメーター、針押さえ式AE大きさ:巾 89mm 高さ67mm 奥行き 34.5mm質量:350グラム電源:不要、巻き上げはゼンマイ式価格(発売時):14,800円 ケース・ストラップつき 黒仕上げは 15,500円 リコーオートハーフSEの特徴はゼンマイ仕掛けでハーフサイズカメラであるということ。ハーフサイズカメラは35ミリフィルム一コマに2枚の写真が撮れます。つまり36枚撮りフィルムなら倍の72枚撮影できるということです。ゼンマイ仕掛けなので巻き上げは自動です。 リコーオートハーフSEはこんな人におすすめ! ・ハーフサイズカメラに興味がある・フィルムでたくさんの写真を撮りたい・露出合わせもピント合わせもなし、シャッターを押すだけで簡単に撮れるフィルムカメラが欲しい・小さいボディでコンパクトなカメラが欲しい・オシャレなデザインのフィルムカメラが欲しい リコーオートハーフの中古品はモルト劣化に注意 もらった時にはフィルムを入れる所から黒い粉がボロボロと出てくる状態でした。モルトが剥がれてしまい修復してからじゃないと使えないほどでしたので、掃除をしてモルトの張替えをしました。   モルトとはフィルムを装填する場所に貼られている黒いスポンジのようなもので、正式名称はモルトプレーンと言います。モルトには遮光や緩衝材の役割があります。   中古カメラの商品の状態で「モルト不良」とか「モルト劣化」と書かれているのを見たことがあると思います。モルト不良だとフィルムが感光してしまい、写りに影響してしまうので購入時には注意が必要です。   とくにリコーオートハーフのシリーズはモルト不良の個体が多いようですので、必ずチェックしましょう。モルト交換済みのものを買う方が良いですね。 モルト不良。剥がれ落ちてボロボロの状態 シャッターが切れない時は フィルムが入っている場合はフィルム巻き上げノブをWINDと書かれている矢印の方向にぐるぐると回しましょう。止まるまで回すと30回ぐらいはシャッターが切れるようです。またシャッターが切れなくなったら同じことを繰り返せば動いてくれます。   基本的にリコーオートハーフSEはフィルムを装填しないとシャッターが切れないようになっています。ただし、裏蓋を開けた状態でスプロケットを左側のフィルム巻き上げ側に止まるまで回すとシャッターが切れるようになります。中古カメラ屋さんで見つけた時はこの方法で動作確認をしてください。 フィルムの入れ方 フィルム巻き戻しクランクを下の写真のように矢印方向に上げます。フィルムを入れたら巻き戻しクランクを押し入れます。 フィルムの先端を引き出してスプールのフィルムくわえ口に差し込みます。フィルムのパーフォレーションとスプロケットがかみ合うようにしてください。スプリング巻き上げノブを回してフィルムを少し巻き上げます。 フィルムに弛みがないようにしたら裏蓋を閉めます。スプリングが止まるまで巻き上げたら撮影開始です。フィルムカウンターが壊れていなければカウント1から始まると思います。   リコーオートハーフSEの使い方 フィルムを入れたら次に露出ダイアルを回します。まずは使用フィルムの感度の設定です。ダイヤルを回して設定しますがダイアルが少し回しにくい仕様になっています。ISO400のフィルムなら400の数字に合わせましょう。   次に絞りの設定ですがダイアルをA(オート)に合わせます。絞りがA(オート)ならシャッタースピードは1/125に固定されます。A以外に合わせた場合はシャッタースピードは1/30に固定されます。   あとはシャッターを切って行くだけです。ゼンマイ仕掛けなので自動で巻き上げしてくれます。ピント位置は2.5mに固定されているので近づきすぎるとピントが合いません。でも近づきすぎてボケボケ写真もなんだかイイ感じになります。   ファインダーを覗くと中央に丸が見えます。黄色なら撮影可能状態です。丸が赤色なら露出不足のサインです。シャッターは切れますが暗い写真に仕上がってしまいます。 フィルムの出し方 フィルムカウンターで確認し、撮影が終わればフィルムを巻き戻ししてからフィルムをカメラ本体から取り出します。   ① スプリング巻き上げノブを「⬅︎WIND」と書かれている方向とは反対側に回します。   ② ノブの赤い印を「REWIND POSITION」と書かれている赤い矢印と合わせます。   ③ 合わせたら巻き戻しボタンを押し、シャッターを切ります。そうするとジーっという音がしてスプリングが開放されます。   ④ フィルム巻き戻しクランクを起こして矢印の方向にゆっくり回してください。巻き戻しクランクが軽くなれば巻き戻し完了ですのでフィルムを取り出せます。 本来リコーオートハーフSEにはホットシューはつきませんがこれには付いています。後期モデルなのかもしれません。しかも私のカメラはフィルムカウンターが壊れているようでカウントは50辺りを指したまま動いていません。困ったことに何枚撮れているのかわからないので自分でカウントしながら使っています。   さらにフィルムの巻き戻しもできません。巻き戻しクランクが空回りしているようなので撮り終わったらダークバック内でフィルムを取り出し、手動で巻き戻しをしています。   私が持っているような不完全な個体に出会ってしまったら世話の焼けるヤツですが、味わいのある写真を撮ってくれるので良しとしています。   ゼンマイ仕掛けのハーフカメラ、リコーオートハーフSEいかがでしょうか?  

せっかくのシャッターチャンスをピンボケで台無しにしてしまった事はありませんか?   帰ってからパソコンで大きく見たらピントが甘かったということありますよね。少しピンボケぐらいの方が良い感じの時もありますが、やはり良い写真というのは主題にピントがビシッと合っていてシャープなものが良いですね。写真の腕を上げるために、しっかりとピントを合わせましょう。   「ピントの合わせ方」をマスターして、写真のクオリティをもっともっと上げて行きましょう。   ピンボケとブレ   ピントが合っていない原因は主に   ・被写体にピントが合っていない(ピンボケ) ・シャッターを押す手がブレている(手ブレ) ・被写体が動いているためブレている(被写体ブレ)   の3点が挙げられます。   後者の手ブレと被写体ブレに関してはカメラの構え方やシャッタースピードを速くすれば解決する問題です。   今回は主題となる被写体にピントが合ってないために起きる「ピンボケ」についてのお話です。カメラにファインダーがある場合は視度調整が自分の視力に合っているか確認しましょう。この視度調整ができていないと、ファインダー上で画像がボヤけて見えます。   ファインダーをのぞきながらシャッターを半押しして、ファインダーの部分に付いているダイヤルを回して調整します。画像が一番シャープに見える位置に合わせましょう。   レンズの最短撮影距離にも注目しましょう。   お花など小さいものに近づいて撮るとピントが合わない!ということがありませんか?レンズにはそれぞれ最短撮影距離というものがあります。例えば最短撮影距離が0.35mというレンズの場合はカメラのセンサー面(距離基準マーク)から被写体まで0.35m離れないとピントが合わないということです。   手持ちのレンズの最短撮影距離を頭に入れておき、ピントが合わない場合は少しづつ離れてみましょう。       オートフォーカスとマニュアルフォーカスの使い方   カメラにはオートフォーカス(AF)とマニュアルフォーカス(MF)の2種類があります。通常はオートフォーカスで大丈夫ですが、場合によってはマニュアルフォーカスに切り替える必要があります。 オートフォーカスには苦手な被写体があります。   ・青空や白い壁、コントラストがない場合 ・動物園の檻の中の動物など遠くのものと近くのものが画面内に混在する場合 ・ビルの壁など連続する模様 ・逆光の場合 ・光が少なく暗すぎる場合 ・被写体が極端に小さすぎる場合   オートフォーカスが苦手な被写体に対しては、マニュアルフォーカスに切り替えて手動でピントを合わせるのが有効です。特にマクロ撮影ではピント合わせがとても繊細になってくるので、マニュアルフォーカスでピント合わせをする方がしっかりと欲しい場所にピントを合わせることができます。ミラーレスならピーキング機能を使ったり、ライブビューでピント位置を拡大表示して合わせることができるので便利です。   オートフォーカスの種類   オートフォーカスは被写体や撮影シーンに合わせてフォーカスモードとフォーカスエリア(メーカーによって名称が異なります)の切り替えができます。   【フォーカスモード】   ・AF-S(シングルAF) ピントが合った状態でオートフォーカスが固定される方式。風景や建物など動かない被写体を撮るときに用いる   ・AF-C(コンティニュアスAF) シャッターを切る直前までオートフォーカスが追従する方式。子供や走り回る動物など動く被写体を撮るときに用いる   【フォーカスエリア】   ・自動選択 カメラが自動でピント位置を決めて合わせてくれます。基本的には手前にあるものや、動くものにピントを合わせる傾向がありますので、自分が思う位置にはピントを合わせてくれません。   自動選択だと手前側のお花に自動で合わせてくれます ・任意選択 撮影者が任意でフォーカスポイントの位置を変えることができます思い通りの所にピントを合わせることが可能です。ただしカメラの全自動モードやシーンモードを使うと任意選択ができないので、P、Av、Tv、Mモードで撮影する必要があります。ピントをしっかりと意図した所に合わせたい場合はこちらの任意選択で撮影してください。 任意選択だと手動で後ろ側のお花にピントを合わせることが可能 ピントを合わせる方法   ・フォーカスロック使う AF-S(シングルAF)の状態で被写体にピントを合わせ、シャッター半押しでピントを固定したまま構図を変える方法です。手軽で便利な方法ですがマクロ撮影などでは微妙にピント位置がずれるので注意が必要です。 そのままシャッター半押しの状態で構図を変えて撮る ・フォーカスポイントを指定する   精度の高いピント合わせをするならフォーカスポイントの位置を被写体の合わせたい所に設定してください。ポートレートやマクロ撮影などピントがシビアな場面ではこの方法をおすすめします。   ・オートに頼らずマニュアルフォーカスで撮る   これは練習が必要ですが、マニュアルフォーカスに慣れてくると「ピントの山」つまり被写体のピントの頂点をすぐに掴めるようになります。右手でシャッター、左手でピントリングの動作だけになります。わざわざフォーカスロックをしたり、フォーカスポイントを設定することがなくなるので動作がシンプルになり、シャッターチャンスを逃しません。さらに精度の高いピント合わせができるようになります。「ピントの山」を掴めるようになるには、風景や動かないものの撮影から始めると良いと思います。 ピントの合わせ方のコツ まとめ   ・カメラの視度調整を自分の視力に合わせる ・レンズの最短撮影距離を確認 ・基本はオートフォーカスで撮影し、オートフォーカスが苦手な被写体の場合はマニュアルフォーカスで撮影する ・フォーカスモードは静止しているものと動きもので使い分ける ・フォーカスエリアは自動選択ではなく任意選択で撮影する   ピントの合わせ方をマスターできれば、写真を撮影することがもっと楽しくなるかも?ぜひ、実践してみてくださいね。

写真は好きなように撮るのが基本ですが、写真や絵には「構図」というものが存在し、全体の構成や配置を意識するだけで立体感やリズムが生まれたり、伝えたいものがより伝わりやすくなるという効果があります。   最近はカメラやスマホの機能が高いのできれいな写真を撮ることは簡単です。しかし、ネットやSNSで見かけるようなステキな写真を撮ってみたいけど上手く撮れない、どうすればセンスの良い写真が撮れるのか…答えは簡単です!「構図」を知って意識してもらうだけで良い写真になります。!センスがなくても知識があれば良い写真は撮れるんです。 写真が上手くなる写真構図のパターン ・三分割構図 まずはこの構図だけでも意識してもらい、常に使うようにすれば一気に写真は良くなります。画面を縦横に三分割し、その交点にメインとなる被写体を配置することです。真ん中に被写体を配置せずに三分割に分けた交点に配置することで全体的にバランスの取れた構図に仕上がります。これは写真構図の基本中の基本と言ってもよいぐらいよく使う構図です。 ・S字構図、C字構図   河川の流れや、道などでS字を描くように配置する方法です。動きやリズムが感じられ、バランスの取れた構図になります。C字構図は料理のお皿に使いやすい構図です。お皿全体を撮るのではなく、一部を切り取りC字にすることでお皿の曲線を生かして一味違った写真になります。 ・放射線構図   消失点構図とも言われます。画面内に消失点を置くことで奥行きや広がりが強調された写真になります。主に広角レンズなどを使って河川や道路、電車や橋など風景写真で使いやすい構図です。画面のどこかに消失点を置きそこに集まる線に沿って画面に配置してください。どこに消失点を置けばわからない場合は、三分割構図の交点に置いてみてください。バランスも良く安定した写真になります。 以上この3パターンだけ身につけていただいても、十分に写真の構図にバリエーションが出て、良い写真が撮れるようになると思います。もう一つ、日本人なら忘れてはいけない大事な構図もあります。   ・日の丸構図   被写体をど真ん中に配置する方法です。日の丸構図はダサいとか、素人くさいと言われがちですがそんなことはありません。これは被写体へのストレートな感情が出て分かりやすい写真になります。好きなものを撮るときは全体のバランスも安定感も関係なしです。好きだからど真ん中に配置します。構図を考えるよりも感情を前のめりに出して撮りましょう。 写真は引き算   この言葉を聞いたことがある人もいると思います。つまり画面から不要なものは取り除き、見せたいもの、写したいものだけを画面に入れるということです。余計なものが写っているとそこに目がいってしまい、情報がバラバラで何を撮りたかったのかわかりません。これが撮りたい!と決まったメインの被写体にとにかく近づき、周りのいらないものを引いていくのです。近づけば必然と周りのものは画面から消えていきます。常に一歩前へ行って被写体へ近づくことを意識して撮ってみてください。 アングルを変えることも大事   立って撮る、見上げて撮る、しゃがんで撮る。同じ構図でもどの位置から撮るのかによってものの見え方は変わります。ファインダーをのぞいてみてイマイチだと感じたら、少し膝を曲げてカメラの高さを変えてみるだけで構図がしっくりくることもあります。   子供さんやネコや犬といった自分の立ち位置より低いものを撮るときは、しゃがんで同じ目線から風景を切り取るとまた違った世界になります。バリアングルモニターがついているカメラなら角度を変えればいろんな高さで撮りやすいと思います。ハイポジション、ローポジションと撮り比べてみてください。 カメラの設定でグリッドと水平を表示させよう   カメラの設定に液晶画面やファインダー上にグリッド線や水平ラインを表示させることができます。撮影中はこのグリッド線を見ながら被写体を配置して撮ってみましょう。これを続けることで自然と構図が身についていきます。建物や海の水平線など水平、垂直をきっちり取らないと画面が不安定になってしまい見る側を不安にさせる写真になってしまいます。グリッド線や水平ラインの機能を使ってきっちりと水平、垂直を撮ることが大事です。しかし、必要であればこの水平、垂直をあえて無視して斜めに傾けて撮影する方が迫力のある写真、構図に仕上がることもあります。 今回ご紹介した構図のパターンは使いやすい代表的なものだけで、構図のパターンは他にもたくさんあります。写真が上手い人の構図を見て参考にするのも良いのですが、私のおすすめは絵画から構図を学ぶということです。特に昔のルネサンス期の西洋絵画は構図がどれもしっかりしています。また絵画からは光と影の使い方も参考になるものが多いです。フェルメールやレンブラントが代表的ですね。優れた絵画には光と構図、色彩のバランスも含めて写真の要素に必要なことがたくさん学べると思います。写真を上手く撮れるようになりたいかたは一つの方法として取り入れてみてくださいね。  

ニコンのお宝を使わずにお家で眠らせてませんか? 今回ご紹介するのはニコンのフィルム一眼カメラ Nikon F3です!!   1980年の発売から2000年まで長きにわたってロングセラーを続けたフィルム一眼レフの名機です!20年間も発売されていたカメラなのでお持ちの方も多いと思います。「F一桁」シリーズのひとつでプロ用に作られたフラッグシップモデルとなります。さすがニコンの信頼性と堅牢性です。いまだに正常に動くものが多く、付属品や元箱も綺麗なまま残っていれば高額査定の可能性もあります。   さて、ニコンのロングセラーフィルムカメラ「Nikon F3」をこれから購入の方も、売却をお考えの方も「Nikon F3」の魅力についてご紹介します。   Nikon F3 の詳細 【形式】 電子制御式35mm一眼レフレックスフォーカルプレーンシャッターカメラ 【レンズマウント】 Nikon Fマウント 【露出制御】 A 絞り優先オート、マニュアル 【ファインダー視野率】 約100% 【測光方式】 TTL中央部重点開放測光 【電源】 SR44、LRタイプ×2個 CR-1/3Nタイプ×1個 【大きさ】 約148.5×96.5×65.5mm 【重量】 約715g   【Nikon F3】電池切れでも撮影可能?! Nikon F3が発売された1980年、高度経済成長によって多くの家電製品が使われ、時代は「省エネ」モードに突入した頃、ニコンは初めての電子制御式シャッターを採用します。それまでは電力がなくてもシャッターが切れる機械式シャッターだったわけですが、電子制御にすることで、絞り優先オートで露出も自動で決定する便利さ。「Super Nikon」というキャッチコピーで登場します。電子制御なんで、もちろん電力がなければシャッターが切れませんが   なんと… 緊急用シャッター1/60!!   が用意されているのです。   撮影中に電池切れを起こしても、ロシアの寒冷地に行っても、省エネモードで撮影したい人も大丈夫です!この緊急用シャッターは機械式シャッターなので電力不要で動いてくれます。さすがニコン様!!と言いたくなる素晴らしい機能ですね。   緊急用シャッターで電池切れでも撮影可能 【Nikon F3】ボディデザインは有名な車のデザイナー このF3はイタリアの工業デザイナーの巨匠、ジウジアーロ氏によるものだそうです。以降ニコンのグリップ部にある縦の赤ラインはジウジアーロ氏のデザインを引き継いだものと言われています。現行機種の一眼レフはFX(フルサイズ)DX(APS-Cサイズ)全てグリップ部分に赤の横ラインで採用されていますね。ニコン独特のグリップ部分の赤のラインはここから始まったということです。   【Nikon F3】宇宙にも行ったカメラ F3にはアメリカNASAのスペースシャトル『コロンビア』号に搭載されたという話があります。F3をベースに外装を金属製にした特別仕様モデル、モータードライブ付きの「F3スモールカメラ」と長尺フィルム用の「F3ビッグカメラ」をNASAに納入しました。その後、現在においてもNASAの公式記録カメラとしてニコンDシリーズが宇宙空間で活躍しているということです。やはりニコンは過酷な環境でも丈夫で壊れにくい。確かな堅牢性は現在も引き継がれています。YouTubeのニコン公式チャンネルでは、宇宙からニコンのカメラで撮影した地球のタイムラプス映像を見ることができます。   F3には多くのバリエーションモデルがあり、下記のモデルが発売されています。   ①F3(アイレベルファインダーDE-2付) 1980年発売。F3のベーシックモデル。視野率100% 倍率0.8倍    ②F3HP(ハイアイポイントファインダーDE-3付)  1982年発売。ファインダー倍率が0.75倍になり、接眼窓から25mmほど離れても全視野が見渡せるので、眼鏡をかけた状態でも像が見やすくなっています。   ③F3/T(ハイアイポイントファインダーDE-4付)  1982年 チタン色発売・1984年 ブラック塗装発売。外装にチタンを採用したモデル。ファインダーはハイアイポイント仕様でチタン外装のDE-4。   ④F3AF(オートフォーカスファインダーDX-1付) 1983年発売。初のニコン一眼レフのオートフォーカス化。   ⑤F3P(ハイアイポイントファインダーDE-5付)  1983年発売。報道カメラマン、プロカメラマンの要望を取り入れて作られたニコン初のプロ仕様量産モデル。   ⑥F3H 1996年発売 。アトランタオリンピックが開催された年に限定受注生産されたモデル。36枚撮りフィルムを約2.6秒で撮りきるハイスピードな高速連写が可能。生産台数は500台程度。   ⑦F3 Limited 1993年発売。スペックはF3Pと同様ですが、ボディ外装に「Limited」の刻印が入っています。   F3HPのハイアイポイントファインダーDE-3 F3のバリエーションの多さにはびっくりですね。ニコンのF一桁シリーズは初代FからF2、F3、F4、F5、F6まで発売されました。ニコンフィルムカメラのフラッグシップ機として人気のあるモデルばかりです。   ご自宅に使っていないニコンF一桁シリーズがありましたら、ぜひ買取査定に出してみることをおすすめします。ずっと使っていないから壊れていて価値がないかも?と自己判断せずに、ひとまず買取査定に出してみてください。思わぬところで高額査定となるかもしれませんよ。  

これからカメラを購入しようとお考えのみなさま。自分にぴったりなカメラを求めて、ネットやカタログを見てワクワクしていることと思います。   今回、カメラを購入するときに必要なもの&アクセサリーとその理由についてご紹介します! カメラに必要なもの1:記録メディア (予算 2.000円〜) 代表的なSDカードなど、必ず購入が必要です。カメラには付属していません。写真撮影がメインなら16GB、32GBぐらいの容量で十分です。高画素カメラをお考えなら64GB〜の容量が必要です。   動画撮影をメインにする場合はビデオスピードクラスに注目し、目的に合わせて選んでください。 カメラに必要なもの2:レンズフード (予算 1.000円〜8.000円)レンズ購入時に付属している場合もありますが、別売の場合もあります。   レンズ内に太陽光などの余計な光が入ると、ゴーストやフレアといった画質劣化を起こす現象がおきてしまいます。レンズフードを装着することで、このゴーストやフレアを軽減することができます。最新のレンズにはそれを防ぐためのコーティングがされていて、ある程度は抑えることができますが、レンズフードを装着するとしないでは画質に大きな違いがでてしまいます。   レンズフードをつけていないとコントラストの低下やシャープネス、彩度も落ちてしまい、良いレンズを使ってもいまいちな画質になってしまいます。またレンズの前玉を保護するという意味でも重要です。不注意でどこかにレンズをぶつけてしまっても、レンズフードをつけていたおかげでレンズが割れずにすんだということもあります。   レンズに合わせた専用のものが発売されていますので、カタログで型番を調べて購入してください。   カメラに必要なもの3:レンズ保護フィルター (予算 1.000円〜)レンズの前玉に装着して、レンズをキズやホコリから守る役割があります。また、誤まってレンズを落としてしまったり、ぶつけてしまった場合にも保護フィルターをつけていると衝撃が直接レンズ前玉には当たらないので、レンズへの衝撃を和らげる役割もあります。レンズの修理費はとても高額ですので装着しておいた方が安心です。   レンズの口径によって大きさに違いがありますので、カタログでフィルター径が何ミリか調べてから購入してください。 カメラに必要なもの4:液晶保護フィルム (予算 700円〜3.000円) 液晶画面をキズや汚れから守るために貼り付けます。スマホの画面に保護フィルムを貼り付けるのと同じことです。   液晶画面はむきだしになっている機種が多いので細かいキズがつきやすいです。軽くぶつけただけなのにキズが入ってしまうこともあります。これも修理費は高額になってしまうので購入時に貼っておくことをオススメします。   最近ではガラスコーティングというものもあり、カメラ販売店でできるところもあります。これなら難しい貼り付けの手間も省けるし、フィルムが剥がれてしまう心配もありません。 カメラに必要なもの5:カメラバッグ (予算 1.000円〜) ボディやレンズをクッション性の良いもので保護し、安全に運ぶためのカバンです。カメラやレンズをそのままカバンに入れて、いろんなものと合わせてごちゃごちゃと持ち歩くのは故障の原因になります。   ショルダー型やリュック型などタイプが色々あります。レンズ沼と同様、カメラバッグ沼というワードもあるほど、たくさんの種類がありますので、撮影スタイルや目的に合わせて使いやすいものを選んでください。「何本のレンズが入るか」バッグの容量を選ぶときのポイントとなります。   いかにもカメラバックという感じが苦手な人は、クッションボックスやインナーケースを使い、手持ちのカバンに入れて使うという方法をおすすめします。 カメラに必要なもの6:クリーニングセット (予算 1.000円〜) レンズの汚れをとるレンズクリーナーとクロス、ブロアーなど撮影後のカメラ、レンズの清掃に必要なものが揃ったクリーニングセット。   カメラとレンズをながく安心して使っていただくために日々のメンテナンスは必要です。 カメラに必要なもの7:ドライボックス (予算 2.000円〜4.000円) カメラやレンズを使わないときはドライボックスに入れて保管します。メンテナンスをして汚れやホコリを落としてから防カビ、防湿剤を入れて保管します。   カメラやレンズは湿度に弱く、そのまま放っておくと知らない間にレンズにカビが生えていた、なんてことになり修理費が高くつきます。 カメラを購入する時に必要なもの まとめ もし、カメラを購入するときには、必要なもの&アクセサリーも購入する事を考えて、安く見積もってもプラス一万円ぐらいはかかるということです。さらに、カメラを新品で購入するときには販売店の延長保証の費用も考えておいたほうが良いですね。   カメラは高額なお買い物です。この必要なものやアクセサリーはあった方が良いとは思うけど、なくても良いとお考えの方もいると思いますが、できる限り長く、安心して使っていくには、カメラを保護やメンテナンスをするものがこのように別途必要になります。   長い目で考えた場合、もしかしたら将来にカメラを売りに出す事もあるかもしれません。その際には、カメラの状態が良い方が良いに決まっていますよね。   万が一カメラを買い替えしたくなった場合、使わなくなったカメラやレンズを買取に出して有効活用することも一つの手です。カメラ買取専門店で買取査定をしてもらい、それで必要なカメラ用品を買い揃えることができればおサイフにも優しいですね。手持ちの機材が思っていたより高く売れるということもあります。新しいカメラの予算に充てればカメラやレンズのグレードアップもできるかもしれません。   これらのカメラを購入する時に必要なもの&アクセサリーな度で、あなたのカメラライフが快適になると良いですね!

フィルムカメラの時代はフィルム1本が24枚撮りとか36枚撮りだったので、撮影枚数に制限がありました。撮影に持って行ったフィルム本数分を撮り終えたら強制終了です。撮り終えたら写真屋さんに持っていき、現像をしてネガとプリントをファイリングして保存していました。 フジフィルムのネガ袋が時代を感じさせます… デジタルカメラに移行してからは撮影枚数に制限はなく、メディア容量も増えてきているので一枚のSDカードで何千枚と撮れるようになってきました。また、レタッチをする人や大事な撮影の場面ではRAW+JPEGで撮ることもあると思います。高画素カメラのソニーα7RⅣ、キヤノンEOS R5、ニコンZ7など4000万画素から6000万画素ある高画素のカメラも一枚あたりのデータ容量はとても大きいですね。   そこでお悩みとしてみなさんお困りなのが、この膨大な枚数、容量の写真データをどのように保管、管理するのか?ということです。今回は代表的な写真データの方法を4つご紹介したいと思います。 写真データ保存方法1:DVDへ保存する 撮影枚数の少ない方におすすめです。DVD一枚で4.7GBの容量があり、ある程度SDカードに写真がたまればDVDへ書き込み保存し、プリントが必要になれば写真屋さんへそのまま持って行ってプリント注文ができます。   書き込みをするDVDの選び方の注意点として、格安のDVDは避けたほうがいいということです。格安DVDは劣化が早いので、いざパソコンで再生すると読み出しエラーになって写真が再生しないということがあります。劣化を少しでも防止するには品質の良いものや、長期保存に向いた商品もありますので、購入時にはそちらを選ぶようにしてください。   また書き込みしたDVDの保管場所も重要です。なるべく直射日光の当たらない涼しい場所へケースに入れて保管するのが安心です。パソコンがご自宅にない場合は、写真屋さんにSDカードを持って行けば、DVD一枚に約2000枚の写真データを保存することができます。 写真データ保存方法2:クラウドに保管する たくさん撮影するけど画質劣化を気にしないという人におすすめです。クラウドストレージ、オンラインストレージとも言います。代表的なのがGoogleフォトやiCloud、One Driveなど。アップロードすることで写真データのサイズが小さくなり画質が落ちてしまいます。ですが、スマホからもアクセスできるので写真を気軽に共有できるメリットがあります。   とくにおすすめなのがAmazon Photosです。Amazonプライム会員限定のサービスで容量無制限、RAWデータも無制限でアップロードでき、しかも非圧縮で保存できます。( ※ キヤノンのRAWデータCR3は非対応のようです。)   Googleフォトもアップロード無制限でしたが、2021年5月末で無制限サービスは終了するようです。   写真データ保存方法3:外付けHDDに保管する 我が家で2台目  I・Oデータの外付けハードディスク白い方は10年前ぐらいのものですがいまだ問題なく動いています。 たくさん撮る人、高画素カメラを使っている人におすすめです。撮影したデータをそのまま保管することができるので、クラウド保存のように画質劣化がありません。最近は1TB(1000GB)のハードディスクでも一万円以下のお値段で買えるようになってきました。16GBのSDカード約62枚分の容量です。ピンボケ写真や不要なRAWデータは削除し、必要なデータだけハードディスクに保存すると容量も効率よく使えます。   しかし、外付けハードディスクは消耗品で寿命があるようです。大容量な分、寿命がきてしまうと一気に大切なデータを消失してしまうことになります。   最近では外付けハードディスクの健康状態を診断するフリーソフトもあるようです。そういったソフトを利用して定期的な診断でハードディスクの寿命を早期発見し、交換していくことが望ましいですね。 写真データ保存方法4:写真をプリントする プリントをするなら写真屋さんでプリントすることが重要です。お家のプリンター出力だと手軽さはありますが、インクジェット方式のため色持ちが悪く、色の退色が早いため長期保存には向きません。プリンター代、インク代、用紙代とコストがかかり、さらにプリントする時間と手間がかかります。   対してお店プリントがおすすめな最大の理由は、銀塩プリントの発色の良さと色の耐久性にあります。   銀塩プリントは用紙に光沢感もあり、お家プリントよりも色の再現性が良くきれいに残すことができます。アルバムはフリー台紙のタイプを選んでもらうと、写真が空気に触れないので酸化による色褪せを防ぐことができます。プラコート台紙や100年台紙といった商品が特に長期保存に最適なアルバムです。ポケットアルバムだと空気にふれるので置き場所によっては色褪せが早くなってしまいます。   大事な写真は数十年先まできれいに残したいですね。   写真データ保存方法 まとめ 撮影する頻度や写真の重要性によってデータの保存方法はご自身にとって最適な方法を選んでいただければと思います。また、結婚式やお子様の成長記録、写真作品など特に大事な写真データは二重でデータ保存することをおすすめします。   フィルム時代とは違い、データは一瞬で消えるというリスクがあります。   DVD保存+プリント保存など、どちらかがダメになっても写真を救済できるようにしておくことが望ましいですね。  

2016年頃からレンズ付フィルムの「写ルンです」が若い世代を中心に流行っているのをご存知ですか?   この年、「写ルンです」は発売から30周年を迎え、限定品のアニバーサリーキットが発売されたり、有名人がSNSで「写ルンです」で撮った写真をアップしたりと盛り上がりました。それを見たカメラ女子たちがノスタルジックで味のある写真に共感し、自身のInstagramにハッシュタグ「#写ルンです」でたくさんの写真を投稿しました。   また、現在は写真屋さんでフィルムをスキャンしてデジタル化し、スマートフォンへ転送できるサービスも増えてきています。フィルムで撮ったら写真屋さんに持って行くだけです。フィルム現像 + CD−Rへデータ書込み + スマホ転送が当日仕上げでできます。   そしてSNSへ写真をアップしたり、友達とスマホで写真をシェアしたり、お手軽にできるようになったというのも流行のきっかけになっているようです。 フィルムカメラの使い方を教えます! 私のまわりでも、若い人たちから   ・カメラにフィルムをどうやって入れるの? ・親からもらったフィルムカメラがあるけど使える?   といったフィルムカメラの使い方を教えて欲しいという声が多くなってきました。   【インスタで人気のカメラ機種】 ・キヤノン オートボーイ ・オリンパス μ(ミュー) ・オリンパス PEN ・コンタックス T2 ・コニカC35 ・コニカ Big mini F ・フジフィルム NATURA CLASSICA ・ニコン Nikon FM3A   このフィルムカメラ以外にも魅力的なフィルムカメラはいっぱいありますね。   お家の押し入れや物置の中にカメラが眠ったままになっていませんか?これから先も使わないなら、人気があるうちに売却してしまいましょう!フィルムカメラが見直されてきているいまなら、高価買取できるカメラもあるかもしれません。   デジカメは古くなるほど価値は下がってしまいますが、フィルムカメラは古いほど値打ちのあるものもあります。オートフォーカスではなく、マニュアルで動かす機械式のカメラなどは世界中のコレクターやカメラ愛好家から人気のある機種もあります。   特に人気なのがレンジファインダーカメラという、カメラ内に距離計を持つカメラで、ニコンやキヤノン、フジフィルム、ミノルタなどが発売していました。   ・ニコンS2 ・ニコンSP ・フジフィルムTX-1 ・キヤノン7 ・ミノルタCLE   この中には数十万円というびっくりするような高額な買取金額がつくものもあります!馴染みのある国内メーカーでも価値のあるカメラがたくさんあります。   いますぐ押し入れや物置に眠っているカメラを出してみましょう。 ミラーレス+オールドレンズを楽しむ人が急増中! カメラボディよりも値段がつきやすいのがレンズです。古いカメラでボディは値段がつかなくても、レンズに価値がある場合があります。   「レンズは資産」と言われてきました。カメラボディは古くなれば買い替えますが、レンズは繰り返し使えるものです。各メーカー「銘玉」と呼ばれる品質の高いレンズが過去に数多く発売されてきました。   ・キヤノン FD 50mm F1.4 ・フジフイルム EBC FUJINON 50mmF1.4 ・ニコン Nikkor-S Auto 55mm F1.2 ・ミノルタ MC Rokkor-PG 58mm F1.2   最近主流になってきていているミラーレスカメラは、マウントアダプターを利用すれば昔のオールドレンズや違うメーカーのレンズでも装着できるようになりました。   下の写真はフジフィルムX-T1にマウントアダプターをつけてニコン 50mm f/1.8をつけて撮った写真です。 このようにミラーレス機 にマウントアダプターを付けることで、使えるレンズの種類が増え、レンズ沼にはまり込んだ人たちがいろんなオールドレンズを最新のミラーレス機につけて楽しんでいます。 若い世代がフィルムカメラを使い、SNSへ写真をアップすることが流行っていること。また、ミレーレス機の普及でオールドレンズを楽しむ人が増えてきていることでフィルムカメラやレンズの人気が再燃しています。   最新のデジタルカメラやスマホは性能も画質も十分すぎるほどです。シャッターを押すだけでハイスペックなカメラが失敗なく写してくれます。   しかし、きれいに写すことよりも、失敗もあるし、少しピンボケで曖昧な描写だったり、空気感だったりを写し込むことができるフィルムカメラやレンズを求める人が多くなっています。   家で眠らせているフィルム時代のカメラやレンズ。売却するならいまが売り時です!

2020年は自粛続きで、写真を撮る機会もぐっと減ってしまいました。カメラは使ってあげないとなんだか寂しそうに見えてきます。   晴れているけど少し寒い日、ポットに入れたあたたかい珈琲と少し甘めのパン、そしてカメラを持って一緒にお散歩に出かけることにしました。 XF10-24mm F4 R OIS(ISO200 F8 1/180) 【今日のお散歩カメラとレンズ】 ボディ:フジフィルム X-T2 レンズ:XF18-55mm F2.8-4 R LM OIS   35mm換算27-84mm。ボディとセットで売られているキットレンズの標準ズームレンズ。キットレンズとは思えないほど贅沢な写りをするレンズです。正直これ一本で満足してしまうほどの描写力を持っています。   最短撮影距離が30cmという点とF値が変動することが少し残念なぐらいで、あとは文句のつけようがない最強ズームレンズです。中古市場で状態の良いものがたくさん出回っていて、今なら3万円代で購入できます。   安いのでとりあえず持っておけば間違いないレンズです。一家に一本置いておきましょう笑   レンズ:XF10-24mm F4 R OIS 35mm換算15mm-36mmの超広角から標準まで使えるズームレンズ。最短撮影距離が24cmなので手前の被写体にぐっと近づいて、背景も広く入れることができます。また24mm側で撮ると自然な画角になるのでスナップ撮影に最適です。   広角レンズにありがちな歪曲収差(像の歪み)も非球面レンズによって気になりませんので建築写真にもオススメです。   個人的には神社やお寺の撮影に使ってます。歪まないって素晴らしい。   レンズ:XF60mm F2.4 R Macro 35mm換算91mmの中望遠ハーフマクロレンズ。このレンズの最大の魅力は高解像な画質です。全群繰り出し方式なのでオートフォーカスはゆっくりめですが、画質優先なので大目に見てあげてください。開放で撮るときはピントがしっかり合わせられるように練習が必要です。ピントがビシッと合った時の描写力の高さは圧巻です。   マクロでお花を撮ったり、ポートレート、風景撮影にも向いています。 兵庫県尼崎市 上坂部西公園へ さて、私がお散歩に選んだのは兵庫県尼崎市の上坂部西公園です。JR塚口駅からすぐの場所でアクセスもよく、一年中お花と緑に囲まれた公園です。   行ったのは12月初旬で園内は綺麗に紅葉もしていて温室ではお花も咲いていました。 XF18-55mm F2.8-4 R LM OIS(ISO200 F8 1/200) XF60mm F2.4 R Macro(ISO800 F7.1 1/70) XF60mmはピント合わせが難しいです。お花の雌しべにピントをビシッと合わせたいですね。   ピントが合わないのは風が吹いているせいだと思って、高速連写をしたり、絞り込んでみたりと努力を重ねますが、温室の中で撮影していることにあとで気付きました…   そんなことよりもお花が可愛くて癒されます。ピントが合わないくらいどうってことないです… XF10-24mm F4 R OIS(ISO200 F7.1 1/110) 池に写り込むリフレクションを見ながら珈琲タイムです。少しアンダー気味に撮影して空の青さを出してみました。   寒々しい雰囲気です。 XF10-24mm F4 R OIS(ISO200 F10 1/75) 太陽が画面に入ってくると、画質劣化を起こすフレアやゴーストといった現象が起きるので避けたほうが良いとされています。しかし逆光でこのように、木からチラ見させる程度で入れてみると面白い効果があります。   さらに太陽の光芒を出すために手持ちでブレない程度にF10まで絞り込んでみました。   XF18-55mm F2.8-4 R LM OIS(ISO400 F5.6 1/1000) こちらも逆光で撮影しました。ススキのような植物のモフモフの質感を出すことに成功して大満足です。順光と逆光では写り方が全然違いますね。   太陽の方向を読むのって大事なんだと改めて実感しました。 XF18-55mm F2.8-4 R LM OIS(ISO400 F4 1/500) 孤高の存在感を出している一本のバラが印象的でした。近寄ったら怒られそうな雰囲気すら感じます。   望遠側で少し遠くから開放で撮影しました。おかげで後ろの紅葉の木が良い感じにボケてくれたと思います。絶妙なソーシャルディスタンスを促すバラ。その佇まいは美しいです。 XF60mm F2.4 R Macro(ISO400 F5.6 1/90) そして今日いちばんの大発見がこれです!   12月なのに春みたいにピンクのサクラが咲いているではありませんか!自分の目を疑いましたが、間違いなくサクラです。 XF60mm F2.4 R Macro(ISO400 F5.6 1/80) 木にかかっていた看板には「ヒマラヤザクラ」と書かれていました。   夢中になって写真を撮っていると、気がつけば他にもカメラマン二人がいました。みなさん必死で構図を変えながら撮っています。話を聞けば、珍しい品種のようで11月から12月に咲くサクラだということです。   名前の通りヒマラヤ原産で高山で咲くサクラの野生種のようですね。 XF60mm F2.4 R Macro(ISO400 F5.6 1/125) 優しい色味で撮ってみました。春に咲くサクラとは違い、少し青みを入れて寒色系で撮ってみたので冬の空気感も少しでたかなと思います。   ヒマラヤザクラはネットで検索すると日本でも見られる場所が数カ所あります。お気に入りのカメラを持ってぜひ撮りに行ってみてくださいね。   兵庫県尼崎市の上坂部西公園での撮影でした。

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